絶大なバックアップ体制! 美輪明宏、お気に入りタレントを売り出し中
芸能界の大御所・美輪明宏が、最近売り出しに力を入れている“お気に入り”タレントが存在するという。今年、美輪が作・演出を手がけた主演舞台『椿姫』でも相手役を務め、昨年はNHK大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』にも出演した若手俳優だが、今後はさらに活動の場を広げていくことになりそうだという。
「美輪さんの“お気に入り”は、俳優の木村彰吾です。かつての石原裕次郎をほうふつとさせる昭和のイケメンタイプですが、まさに美輪さんの好みと一致するのでしょうね。彼はもともとサラリーマンでしたが、休日は趣味の一環で小劇場の舞台俳優としての顔も持っていた。そしてオーディションで美輪さんと出会った後、個人事務所『オフィス・ミワ』の所属となって芸能界に転向したんです」(芸能プロ幹部)
2001年に美輪の事務所預かりとなった木村は、舞台やテレビドラマを中心に活動。さらに美輪と共にバラエティに出演する機会も多かった。TOKIO・国分太一、江原啓之、美輪の番組『オーラの泉』(テレビ朝日系)にも出演し、『笑っていいとも!』(フジテレビ系)のテレフォンショッキングでは美輪のお友達として、翌日ゲストに選ばれたことも。
「これがほかのタレントであれば、『公私混同も甚だしい』となることでしょうが、そこは美輪さん。最近の若い人は『スピリチュアル』のイメージしかないかもしれませんが、同性愛者であることを告白し、その後も黒いうわさもなく芸歴50年を数えるまで芸能界で生き続けてきただけに、ファンや支援者も数限りなく存在するんです。親しい制作会社関係者などの尽力もあって、各方面から木村へのオファーが動きだしているそうですよ」(同)
今後の動きとしては、美輪とのセット売りではなく、木村1人でバラエティ番組にも出演していく展開が見据えられているそうだ。生き馬の目を抜く芸能界において、“美輪明宏”の名前の威光は絶大ということだろうか。業界からの信頼も厚く、スター性をいつまでも持ち続ける美輪に見初められた木村、芸能界での将来は安泰か?