コラム
"噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第134回】

5年前の忘れ物を口実に! TOKIO・長瀬智也が浜崎あゆみと復活か

2012/07/17 21:00
「週刊女性」7月31日号(主婦と生活社)

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の”欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

第134回(7/13~17発売号より)

 『ヘルタースケルター』監督でもある蜷川実花が「私も沢尻エリカも面倒くさい女」と語っていた。“面倒くさい女”とは少し前ならネガティブな形容詞だったと思うが、今やクリエイティブで尖がってて自分の主張もきちんと通して――だから周囲には我がままに映るけど、でも気を遣われて当然の存在になったということだろうか。芸能界はややこしい女が持て囃されてるらしい。

1位「長瀬智也 浜崎あゆみ 破局から5年越しの『元サヤ直電』」(「週刊女性」7月31日号)
2位「山下智久 フランス人女性 それでも国籍の壁は越えられず…今度は新恋人と『愛、バカンス』(「週刊女性」7月31日号)
3位「蒼井優 新恋人は藤谷美紀から略奪!の肉食森ガール」(「女性セブン」7月26日)
※「女性自身」は合併号休み

 今週はすべてジャニーズと肉食女子である。まずはジャニーズ2連発。というか「週女」が「ジャニーズ“永い春”カップルの今」というジャニーズワイドを巻頭からやっていて、芸能ネタはジャニーズオンリー。「自身」は合併号休みだし、必然的にこうなった。そしてジャニーズワイドの筆頭を飾ったのが長瀬智也と浜崎あゆみの仰天復活愛だ。「週女」によるとさまざまな根拠があるらしい。

 あゆに近い関係者数人が2人はヨリが戻ったと話した。あゆが母親にその旨を報告したのだという。4月に2人はイタリアンで食事をしていた。5月にも麻布十番の居酒屋で個室デート――。

 確かに5月頃「日刊ゲンダイ」など一部メディアなどで2人の復縁が報じられたこともあった。しかしその後の続報はほとんどなし。が、ここにきての「週女」の復縁報道である。そして今回の復縁報道で興味深いのは、そのきっかけが長瀬からの電話連絡だったと記されていたことだ。「週女」によれば「4月初旬ごろ、長瀬が“忘れ物があるから取りに行っていいか?”とあゆに連絡をした」のがヨリを戻すきっかけだったという。破局から5年も経って同棲中だった時の忘れ物?? 通常では考え難いエピソードであるが、これまでの長瀬の恋愛を振り返ると“十分あり得る”と思わせる。何しろ長瀬は恋愛において“残念な男”であり続けた。

 5年前のあゆとの破局も、、はっきりしない長瀬が三行半を突きつけられたといわれている。その3年半後、元カノのあゆが電撃結婚すると大層ショックを受けていたらしい。あゆを引きずり続けたのか、その後もあゆとお揃いのタトゥーを消そうとしなかった。2008年から付き合っていた相武紗季は“あゆの影”が原因で、長瀬に愛想をつかしたといわれている。その際相武は「一緒にいても面白くない。もう冷めた。刺激がなくなった」と長瀬を評したらしい。

 “残念な男”である。そして今回は「5年前の同棲中の忘れ物」――。もしこれが本当なら、要は破局から5年経っても元カノに未練タラタラで、何か連絡するこじつけ理由はないか必死に考えた。そして「これだ!」とひらめいたのが5年前の忘れ物。早速、離婚したばかりの元カノに連絡したということなのだろう。5年も放置していたものが今さら必要になることは通常ない。女もそんなものとっくに捨てているだろうし。しかし長瀬は必死にこじつけた。そんな相変わらずの残念ぶりを発揮する長瀬クン。普通なら「キモい男」と言われても仕方のない行為でもある。だがこのエピソードで俄然2人の復縁説に信憑性を感じてしまった。もしそうでも、残念な長瀬クンのこと、再びあゆに愛想を尽かされるとは思うけどね。

 お次もジャニーズ復活愛!? 外国人女性がお好みの山P。フランス人美女とも堂々とデートを繰り返し、「週女」がそれを写真にしっかりと収めるなど、熱愛が報じられていたが――。どうやら彼女とは別れたらしい。「私生活は欧米化したが、文化や価値観の溝は埋められなかった」なんてもっともだが、うそ臭いコメントが掲載されている。

 そんな山Pは先輩・長瀬を見習ったのか、元カノの北川景子と復活! 昨年末に個室ダイニングでこそこそとデート、そして自宅マンションでの目撃談。ってこの2人、これまでも破局説、復活説を繰り返した前科の持ち主だ。しかも北川は“肉食系女子”の代表選手。向井理、細田よしひこ、斎藤佑樹など次々と旬の男とウワサになる。一方の山Pも別の新しい彼女がいるらしい。飲食店のスタッフで、仲間にも紹介、沖縄旅行もしたのだとか。要は肉食女王様体質の北川が、都合のいい時に山Pを呼び出しいいように使っているということか。腐れ縁? セフレ? それも女主導である。それにしても山Pのシングル「愛、テキサス」をもじって「愛、バカンス(沖縄)」というタイトルをつけてしまう「週女」のセンスには北川の“肉食ぶり”以上に驚かされた。

 蒼井優――前出の北川とはタイプが全然違うが、負けず劣らずの肉食系である。先日俳優の鈴木浩介との熱愛が「フライデー」された。しかし蒼井と鈴木が知り合った時、鈴木には婚約者の存在が。親や事務所公認で5年間交際し、半同棲までしていた藤谷美紀だ。略奪だな。だが、そんな蒼井を「セブン」はむやみに糾弾しない。過去にウワサになった男たち、V6・岡田准一、大森南朋、瑛太、堤真一をつらつら連ね、蒼井がなぜこれほどモテるかをつらつらと記す。

 「恋にはめっぽう不細工」と公言する蒼井はサバサバした反面、酒が入ると甘え上手。純真無垢を演出でき、付き合った男に対してはとことん乙女、男が「この女は守る」と思わせる――って女からみたら本当に嫌な女だ。近寄りたくない。絶対に友達にしてはいけないタイプである。藤谷に深く同情する。しかし男どもは違う。メロメロになり、捨てられた大森はその直後に「蒼井にそっくりな別の女」と電撃結婚した。「セブン」同号の山田美保子コラムではこんな記述が。

 「(男たちは)演技派なのに遅咲きで、世間の人がやっと顔と名前を一致させたときに、もう蒼井優のモノになっていた…」。大変に言い得て妙であった。

最終更新:2012/07/17 21:00
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