90万円か1億円か? 神経麻痺の高嶋政伸が、慰謝料報道に反論
下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の”欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!
第133回(7/6~7/10発売号より)
昨日、新宿ロフトプラスワンで『木嶋佳苗ナイト』のイベントに出席。帰路、駐輪場に置いてあった自転車がパンクしていた。木嶋関連のお仕事の後には変なトラブルが続出する。カナエの呪いとは思わないが、それでも不気味である。
1位「『もう美元は悲劇のヒロインぶるな』高島家が慰謝料90万円報道に激怒!!」(「週刊女性」7月24日号)
同「高嶋政伸“呪われた今”を直撃激白!! 『ストレス太りで10キロ増。足は神経麻痺に――』(「女性自身」7月24・31日合併号)
2位「小林幸子『損害賠償金まけろ!』の裏で今年に入ってすでに収入2億円」(「女性セブン」7月19日号)
3位「西山茉希 早乙女太一とまたまた路上げんか撮」(「女性セブン」7月19日号)
今週の女性週刊誌はライバル誌記事を否定する“反論”的な記事がやけに多い。まずは高嶋政伸・美元離婚騒動。「慰謝料最低でも1億円」と報じた「週女」に対し、先週号で「慰謝料は90万円」という美元自身の告白を引き出した「自身」だが、この記事に今度は「週女」が噛みついた。
「(自身の慰謝料90万円)の記事を読んで、政伸の母である寿美代さんは、とても怒っていましたよ。“もう美元は悲劇のヒロインぶるのはやめてほしい”って」(高島家に近しい人)
匿名コメントだけではなく、政伸側弁護士のコメントを掲載、慰謝料90万円説を全否定させる。「あの記事は事実ではありません。“引越し代と90万円を出す”という話は、別居する1年前に提案したもので、あくまでも別居のための話。(略)事実とは反しています」と。「自身」は美元の一方的な言い分に乗っかりウラを取っていない、と言わんばかりである。それだけではない。美元側の弁護士からも「慰謝料90万円説」を否定するコメントをもらっているのだ。しかも美元弁護士によれば「(美元は)出版の件で話があると言われ、取材という認識がなかったそうです」と「自身」の取材手法に問題があったと思われるコメントまで引き出している。よっぽど先週の「自身」記事にご立腹の様子。念には念という姿勢の「週女」である。一方の「自身」はというと、先週の美元直撃に続き、今度は夫の政伸を直撃し、結構なコメントを頂いていた。
政伸は「自身」の直撃にわりとすんなりと答え、ストレスで10キロくらい太ったこと、左足が神経麻痺(腓骨神経麻痺)になり膝が曲がらなくなったこと、復縁は120%ないなどと語ったのだ。珍しく政伸が取材に応じたのも、美元がマスコミに盛んにしゃべっているから、自分もそろそろ直撃にも応えようと思ったのだろうか。それにしても美元が「全身がじん麻疹」で政伸は「神経麻痺」。離婚訴訟は心労が重なるものなのか。だが、問題はここからだ。「自身」記者はこんな質問を放った。
――「週刊女性」7月10日号では、「高嶋側が離婚に際し解決金5千万円を提示したところ、美元が『最低でも1億円』とした」と報じられていた。
政伸「それは、ないですね」
おぉう! 今週も本人から「週女」報道を完全否定させた「自身」。なんだかセコイ闘いだが、女性週刊誌同士のバトルという意味で面白かったので取り上げさせていただきました(笑)。
お次は小林幸子。トラブルの続報ばかりだが、女性週刊誌のネタがそうなのだからご容赦を。先週、小林の事務所口座残高が80万円しかないとの金欠をスクープした「自身」であるが、これに「セブン」が反証している。音楽関係者の「(残高80万円は)あり得ない」という否定コメントに続き、今年になって小林の収入は2億円とその詳細まで掲載しているのだ。
・1月の御園座舞台で5,000万円
・2月から5月の営業が少なくても22本で約1億3,000万円
・テレビ・ラジオで合計2億円也!
さらには会社の保留金に関しても妙に詳しく記載している。「会計担当者がしっかりしているので、現金や貯蓄型生命保険でも1億円」もあるらしい。ここでも「自身」完全否定である(笑)。メディア同士の相互批判はいいことだが、これって相互批判なのか? と自分でも疑問に思う。なにしろ内容がしょぼすぎ、セコすぎ! とはいえこれが女性週刊誌の現実である。
やっぱりね、というのが西山茉希と早乙女太一のDV事件のその後である。前回の路上DV大騒動後、仲直りと報じられたこのカップルだが、騒動から1カ月で再び今度も路上でケンカをしたらしい。
6月下旬の夜10時の六本木。それまで笑顔いっぱいで手を繋いでいた2人だが、なぜか不機嫌になった早乙女。お得意のガードレールに腰をかけ、困った西山の言葉に聞く耳を持たず、1人その場を立ち去ったらしい。さすがに公衆の面前で暴力は振るわなかったようだが、やはりキレやすいのは確かなようだ。だからDV男とは早いとこ手を切らないと、と以前にも忠告したのに。だが――。西山もお馬鹿ではなかった! 直後に別のイケメンを電話で呼び出し、ミッドタウンへ消えていったという。いいぞ! この目撃報道で本当に2人が別れることを切に望みます。