エイベックスに不信感を募らせる浜崎あゆみ、同社恒例の夏フェスは波乱の予感!?
エイベックス恒例の野外フェス「a-nation」が今年も開催されることとなった。今年は、東京・味の素スタジアムと大阪・長居陸上競技場をスタジアム会場とし、そのほかにも代々木体育館やSHIBUYA-AXなどで、10日間に渡ってライブステージが行われるという。この新しい試みにファンからの注目が集まっているが、昨年とある騒動を巻き起こした歌姫をめぐり、“テコ入れ”もされているようだ。
現在オフィシャルサイトで発表されているのは、出演アーティストと出場日程。ドーム公演は東京と大阪でそれぞれ2回ずつの計4公演だが、一昨年まで「a-nation」での大トリを務め続けてきた浜崎あゆみは、東京最終日のみの出演となっている。
「浜崎は昨年、主催者側からセットリストの変更を強いられたことをTwitterで暴露して騒動になりました。今年も、本来であれば、大阪公演にも出演してしかるべきですが、また今回もなんらかのイザコザが発生することをエイベックスは危惧しており、結果的にラスト1日だけの出演ということに落ち着いたようです」(芸能プロ関係者)
同イベントへの不信感を訴え、大トリを辞退したとTwitter上で明かした浜崎。「出演する事さえも、実はギリギリまで悩みました。(中略、「a-nation」に不信感を持った理由は)セットリストの変更を突然強いられた事と、尊敬する先輩方や可愛い後輩達の存在を尊重してもらえなかったから」と、エイベックスに対する批判を展開した上に、自ら騒動の裏側まで明かしてしまったのだ。
一説には、デュエット相手であるジュノとの共演が、東方神起の所属事務所の横槍で行えなくなったことに不満を爆発させたとも言われているこの騒動。しかし、この一件以外にも、当日にはこんなトラブルもあったという。
「ある公演で、TRFのメンバーが『本心では自分たちがトリを飾りたい』と話したことによって、浜崎は本番当日の土壇場で『私が何とかする!』と、TRFをトリに持って行くようスタッフに指示を出したんです。しかしその日は、三代目J Soul Brothersが大トリを条件に出演を許諾していたため、そう簡単に動かせるものでもなかった。しまいには、なんとか浜崎を落ち着かせるため、エイベックス幹部が舞台裏で説得する事態にまで発展してしまったんです」(レコード会社関係者)
浜崎は同社の功労者であり、他アーティストたちにとっても、頼れる姉貴であることは間違いないだろう。しかし「当日の土壇場になって、毎回こんな物言いをされてしまっては、エイベックスとしても庇いきれないでしょう」(前出関係者)という声もあり、結果的に落とし所となったのは最終日のみの出演だったというわけだ。
今回も、なんらかの騒動が発生してしまうのか。フェスの成功を祈りつつ、静かに見守りたい。