処分から1年経過……森本龍太郎のHey!Say!JUMP復帰の可能性は?
5月末にはグループ初の海外公演となる『Hey! Say! JUMP ASIA FIRST TOUR 香港公演』を成功させ、6月6日にセカンドアルバムをリリースするなど、しばらく停滞気味であったグループでの活動も再び精力的に行っているHey! Say! JUMP。Kis-My-Ft2やSexy Zoneなど後続グループに押されつつも、ジャニー喜多川社長の“お気に入りグループ”であることには変わりなく、今後も大きく羽ばたいてくれそうだ。
そんな彼らの活躍の影で、複雑な思いを抱えているファンがいる。昨年に「週刊女性」(主婦と生活社)のスクープで未成年喫煙が発覚、無期限活動停止処分を受けた森本龍太郎のファンだ。
「ジャニーズ事務所から処分が発表されたのが6月27日。ちょうどあれから1年が経ちました。公式サイトのプロフィールからは彼の名前が消え、香港公演を報じたニュースでは『Hey! Say! JUMPは9人グループ』と大きく報じられていて……。そういうのを見るたび切なく感じるんですが『退所』ではなく『活動停止』とされているだけに期待を持っちゃうんですよね。また、絶対に帰ってきてくれると信じています」(二十代のファン)
当時、堀越高校のトレイトコース(芸能コース)1年生だった森本も現在は2年生。一時は「芸能界を辞めるため、普通科への編入を検討している」とのうわさもあったものの、現在も変わらずトレイトコースに在籍している。
「昨年秋に行なわれた文化祭では、Jr.として活躍する田中樹やその他の男子と楽しそうにはしゃぐ姿も見られました。集まったファンに握手などの対応もしており、本人的には芸能界に復帰する意欲はあると思いますよ」(ジャニーズに詳しい記者)
ちなみに、かつて同じように未成年飲酒が問題となり“無期限謹慎処分”を言い渡された内博貴が研修生として復帰したのは事件からちょうど2年後のこと。グループに戻ることは許されなかったものの、内自身はソロアイドルとして映画、ドラマ、舞台出演や、コンサートを行うなど華々しく活動している。
「森本の場合はまだ学生ということもありますから、高校卒業のタイミングがターニングポイントになるのでは? 例えば大学合格と合わせて復帰発表とか……。活動停止中に“頑張っていた”という証があれば、復帰もスムーズに受け入れられるかもしれませんね」(同)
とはいえ、内のようにソロで活動するには、実績も知名度も低過ぎる森本。内と同じタイミングで再スタートだけは切ったものの、その後、ファンにも、そして本人にも知らされないまま“自然消滅”させられてしまった元NEWS・草野博紀のようなパターンに陥る可能性もあるため、決して楽観視できないのが現状だ。さらに弟である森本慎太郎が主演を務めた『私立バカレア学園』(日本テレビ系)は今年10月の映画公開が決定。「彼の活躍が励みになればいいが、ハードルになる可能性も」(前同)と見る向きもある。
一時の戯れが、その後の人生を変えるところにまで発展してしまう未成年アイドルのスキャンダル。むろん本人の非は大きいが、「退所」ではなく「活動停止」という中途半端な状態を継続させる事務所の本心はどこにあるのだろうか。