サイゾーウーマンコラム澤穂希のスキンケアCMにざわつく コラム 今井舞の「週刊ヒトコト斬り」 澤穂希らしさが生かされてない! スキンケア製品のCMに漂うぎこちない空気 2012/06/29 21:00 週刊ヒトコト斬り ピッチ上では“巧み”よ! ――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる! ◎ピッチ上とのギャップは見もの? スキンケア製品のCMに澤穂希を起用という「ニッピコラーゲン」の不思議。確かに彼女はあっぱれな女性ではあるが。「ああいうお肌になりた~い」って対象ではないだろうに。あっぱれな雰囲気だけ拝借したイメージ起用という手もあるのに、CMでは、ぎこちない手つきでクリームをつける澤の姿が。あー、見るたびなぜかヒヤヒヤする。 そういえば、国民栄誉賞の副賞でもらったあの化粧筆、なでしこのみんなは使ってるのかな。使ってないだろうな。使ってませんように。 ◎謝罪も「メガ」路線で 兵糧攻めに耐えられず、とうとう会見を開いた小林幸子。森進一の「おふくろさん」騒動の時もそうだったけど、こういう場合、先に動くのは必ず旗色の悪い方だよな。この一件は、相手が亡くなるという形で運よく解決を見たが、それは川内康範先生がご高齢だったがゆえ。今回はそうはいかんだろう。 森進一は、先生の元へ「とらや」の高級羊羹持参で謝罪に行っていたが、幸子も「謝りたいけどなかなか会えない」なんて寝言を抜かしてないで、先方の事務所の前で「メガ羊羹」に扮して謝ってみちゃどうか。もう「笑い」に落とし込むくらいしか解決法はないんだし。 幸子のいない紅白の方がうれしいのは確かだが、「メガ羊羹」に扮した幸子が、頭の上に元社長を乗せ、土下座しながら「絆坂」を熱唱、という画ヅラなら見ないでもない。ていうかそれならちょっと見たい。紅白出場が無理なら、大晦日、ダイバーシティのガンダムの横で、その「生メガ謝罪」中継してみたらどうだろうか。みんな結構そっちに流れると思うんだが。 ◎“錦を織る”って名前なのに ウィンブルドンで勝ち進んでいる錦織圭。しかし、あのポロシャツの、ロゴ印刷しただけっていうデザインはいかがなものか。「性能はいいんだけど、ちょっとダサいのよねぇ」という、ユニクロの最大の弱点が、世界に向けてモロ出し状態。セール日の店員みたい。 強いのに錦織が同世代にイマイチ人気がないのは、この「ユニフォームがダサい」という点が及ぼす影響が結構デカいと思うんだが。ロゴを目立たせることより「見た人が自分も着たくなるウエアかどうか」を考えてデザインしてほしいものである。メーカーにとっても錦織にとっても、ハレの日の一張羅なんだから。 今井舞(いまい・まい) 週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)など。 最終更新:2019/05/22 19:19 関連記事 最高級化粧筆、鳥の剥製......国民栄誉賞受賞の記念品にまつわる謎薄暗い部屋、真っ黒な革のソファー......「大相撲」番組の思わぬ失態いま日本で一番、穢れなき著名人の齋藤佑樹にお願いしたいあのお仕事カンボジア代表の野球物語に、名乗りをあげるドキュメンタリー番組は......世界水泳を終えた北島康介に見えた、新たな方向性 次の記事 実は気前が良い!? 中居正広の素顔 >