「笑い話」として解禁! 塩谷瞬が、あの騒動についていじられ倒していた
塩谷瞬……。
あれこれ説明するまでもないかと思うが、二股交際報道で一躍時の人になった方です。失礼ながら、以前はあまりよく知らなかったのだけれど、今はもう顔も名前もバッチリ。同じような人は、きっと多いかと思う。
この騒動も少し収束してきたような気がするが、なんやかんやで、この騒動の登場人物3名を、騒動後はかなりテレビで見かけるようになった。
そんな塩谷瞬が、6月16日に放送された『さんまのまんま』(フジテレビ系)にやって来た。さんま自身、「どこまで言うてええんやろな」と言う中、扉が開いて塩谷登場。まずさんまは、「カッコいいからああいう目に遭ったんや!」とフォローし、場を和らげる。あの謝罪会見での号泣について、女性スキャンダルの先輩として、「わかるよ~」と理解を示す。言いたいことは色々あったけれど、「男の生き様」として、全て話すわけにはいかなかったはずだと。謝罪の場での涙も、「言いたいこと言えない悔し涙やろ?」と、気持ちを代弁。この理解者・さんまの発言に、ひたすらうなずく塩谷。
気を遣ってか、さんまがいつも以上にしゃべりまくり、「オレもねぇ」と体験談をあれこれ披露したり、「同時に長澤まさみと綾瀬はるかと、剛力彩芽にプロポーズされたら、オレは3人と付き合うよ」と言ってみたりする。塩谷はといえば、誠実さを出していかなければいけないということもあってか、ただただうなずき、「はい」「ありがとうございます」と、シンプルかつ謙虚な姿勢に終始していた。
とにかくこの件をいじり倒す、さんま。「この時に、あの容疑者が捕まってくれてたらとか。この時に川崎から逃げてくれてら……とか思うよね」と菊地&高橋をからめてみたり、「二股をかける役者として磨きをかけたらええねん。(略)どっちもうまく言い訳する男の役を突き詰めたら、『うまいなー、あいつ』とかいう。アカデミー賞や、『二股男』!」といったアドバイスを与えたり、「一夫多妻制の国なら、少ないなぁ、塩谷」とポジティブに解釈してみたり、学校に女性を知る科目があったら、自分は5段階の「2」でと塩谷が言えば、「お前、『1』や!」とツッコんでみたり。
とにかく二股騒動で盛り上がっていた『さんまのまんま』と同時刻、『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)のゲストとして、もう1人の渦中の人物、冨永愛が出演していた。偶然なのか、あえてなのかはわからないが、奇跡的なタイミングだ。
VTRで自宅を紹介し、手作りの料理や、息子との楽しそうな生活を披露していたが、こちらも、「この後、何かと話題の冨永さん、恋について激白です」として、冨永に恋バナをさせる。
再婚については、「できるんだったらしたいですよ」。相手の条件は、「息子と仲良くしてくれる人」「優しくて英語しゃべれたら」「スノーボードやってたり」とのこと。「何でもカッコよく自分の意志で進んでいくのが冨永さん」は、なんだかんだで「外人の(男性の)方が、グイッとくる」とかで、日本人にはなかなかグッとくる人がいないという。
「でも待てよ」と、ほとんどの視聴者が塩谷の顔を浮かべていたかと思うが、番組MCの久本雅美が一言。「アイツ、よく行ったな~」と、こっちも騒動をいじる形になっていた。冨永の場合、「男性を知る科目」の成績は、5段階評価のいくつぐらいなのか。こっちは久本先生に採点してもらいたい。
とりあえず、いじられておいしい状況にはなっていそうな主役たち、といった感じでした。
(太田サトル)