小西真奈美、主演映画がお蔵入りになった意外な理由
山形県内に実在する、代表からスタッフまで全員が女性という農場を舞台にした映画作品が、お蔵入りしてしまいそうだという。主演は小西真奈美で、今年公開予定だったが、6月現在も公開どころか撮影のメドさえ立たない状況だという。作品の舞台となっている同農場は、若い女性ならではの感性や「女子力」を活かしたスタンスが好評で、本も出版されているのだが……。
毎年数多くの映画が世に送り出されているが、その裏では6割もの作品が企画の段階でお蔵入りになっている。キャスティングが成立しないなど理由はさまざまだが、その大部分を占めるのが資金繰りだ。製作費、宣伝費、スタッフや俳優のギャラを満足に集めることができず、結果的に企画自体が頓挫してしまうのだという。
同作品は早い段階で、今年創業100周年を迎える、農機具などを扱う有名企業がスポンサーになってくれることが決定していたそうだ。ほかの社の協力も合わせて、十分公開に漕ぎ着けられるほどの資金が集まっていたという。さらに、映画監督も人気の作品を手掛けている人物で、主演には小西も内定していた。
所属事務所や小西本人も出演に前向きだったが、完成した脚本に一点、気になる部分があったという。
「小西のセリフが常に説明的というか、ナレーションのようなものが多かったそうです。そこが気になったと事務所を通じて制作サイドに伝えると、脚本家を通り越してプロデューサーが『俺の作品が気に入らないヤツは、出てもらわなくて結構』と激怒。キャスティングは、そこでストップしてしまったんです」(芸能プロ関係者)
いかに資金が豊富にあっても、キャスティングが止まってしまっては、公開どころか撮影すら開始できない。さらに前出企業もスポンサーにつく条件として、「100周年に当たる2012年の公開」を必須として挙げていたため、この資金提供すらお流れになってしまう可能性も。
「ラストは秋の収穫シーンですが、春先の種まきや田植えなど、暖かい季節でないと撮影できないシーンも多数。もう今年の公開は絶望視されている状況です」(同)
製作費は十分に確保できていたのに、プロデューサーの職人魂がお蔵入りの引き金になるという珍しい事態となってしまったようだ。予算を大幅に下げて来年公開となるか、小西サイドに頭を下げて年内完成へたどり着けるのか。注目が集まる。
ノリ軽~!
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