日本テレビ・馬場典子アナとフジテレビ・長谷川豊アナ、不祥事対応の温度差
2010年9月より米・ニューヨーク支局に勤務していたフジテレビの長谷川豊アナウンサーが、「滞在関連費用の不正使用があった」として業務規定違反を理由に降格処分を受け、12日付で本社付となった。また、14日発売の「週刊文春」(文藝春秋)では、日本テレビの馬場典子アナウンサーの“横領疑惑”が報じられた。人気アナウンサーによる金銭絡みの不祥事発覚であるが、両局ではまったく正反対の対応が行われていた。
長谷川アナは1999年にフジテレビに入社し、これまでスポーツの実況や朝の情報番組『とくダネ!』などで活躍。堅い表情でニュースを伝える一方、近年は毒舌キャラの一面が、にわかに注目を浴びていた。
画面からも生真面目そうな雰囲気が伝わってきた長谷川アナだけに、今回の“使い込み”は衝撃的なニュースとなった。金額は公表されていないが、既に全額が返済されており「刑事告訴などは検討していない」(フジテレビ広報部)という。公式HPのアナウンサー名鑑からも名前が削除されるなど、同局の対応の早さも目立った。
一方、情報番組『ZIP!』などに出演している日テレの馬場アナは、昨年プライベートで行った夏の海外旅行に掛かった飛行機代や宿泊費などの領収書を、ある実業家の男性に渡し、現金20万円を受け取っていたという。
さらにこの時の飛行機代は、なぜか別の知人が支払い、馬場アナは予約していたエコノミークラスの席をキャンセルして領収書だけを入手していたという。つまり馬場アナはタダで飛行機に乗り、小遣い稼ぎまでしていたと文春は報じている。
しかし日テレは、この事実を把握しながら馬場アナを処分せず、それどころか木村優子アナウンス部長が関係者に説明して回るなど“モミ消し”に奔走していたという。同誌の直撃に馬場アナは「その件には対応できない」と口を閉ざし、その日も冷静にニュースを読んでいたという。
ところが、報道の前日までは通常通り出演していたものの、14日放送の『ZIP!』に馬場アナは欠席、その理由も説明されていなかった。前日に結婚発表した松田聖子の映像が流れた際にも、インタビュアーだった馬場アナが映り込まないよう、VTRが再編集されていたのだった。
「マスコミにバレる前に処分を行い、自ら公表したフジに対して、日テレは揉み消しに奔走、週刊誌にすっぱ抜かれるや今度は慌てて出演を見送り。現在熾烈な視聴率バトルが報じられている両局ですが、不祥事に関する対応では、日テレは少々甘すぎたと言わざるを得ませんね」(週刊誌記者)
フジによれば長谷川アナは本社勤務付となったが、馬場アナは今後どうなるのか。日テレの下す処分が待たれる。
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馬場ちゃんの闇、サイ女向きだと思うんだ
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