ミキティの「美貴亭」食中毒の裏で、「焼肉小倉優子」にも異変が……
藤本美貴がイメージキャラクターを務める焼き肉チェーン「美貴亭」で、集団食中毒が発生し、神奈川県大和市の店舗は無期限の営業禁止処分となった。藤本はオフィシャルブログにアップした謝罪文の前置きで、「私自身はお店の運営その他に関与していませんでした」と明かし、その後の報道で「藤本考案」などと謳われたメニューも、実は運営者が作成したものであることが判明した。
「美貴亭」一号店がオープンしたのは昨年2月。藤本の誕生日である2月26日は「全品99%オフ」など、格安のサービスが話題になり、藤本自身もバラエティ番組などで「私のお店ができました!」と話していた。しかし芸能人が冠の焼肉店といえば、誰もが初めに思い浮かべるのは「焼肉小倉優子」だろう。
「小倉は前事務所『アヴィラ』在籍時に同店の看板キャラなりましたが、その頃から事務所との関係は悪化しており、『私は店とは関係ないですから』と話したり、店のPRイベントをドタキャンしたこともありました。『美貴亭』と同じく売上からロイヤリティが事務所に支払われるシステムだったようですが、すでに新事務所『プラチナムプロダクション』に移籍した小倉からすれば、不良債権以外の何物でもないでしょう」(週刊誌記者)
焼肉小倉優子の第一号店がオープンしたのは2008年。運営会社も美貴亭の子会社で、実質的な契約内容やシステムも、ほぼ同一のものと見られる。両店舗の明らかな違いは、藤本はイメージキャラに前向きだったことに対して、小倉は「事務所の意向」で名前を使われ続けたということだという。
「最近になって、『焼肉小倉優子』の店舗数がどんどん減っているんです。最盛期は15~6店舗ほど存在したようですが、現在オフィシャルサイトを見ると7軒しかなくなっている。これは売上云々の話ではなく、運営会社がアヴィラに対して不信感を持ち始めたからだそうです」(代理店関係者)
アヴィラは独立を図った小倉を、決して許さなかった。同社が契約中だと主張する時期に小倉が登場したメディア各社には内容証明を送りつけ、さらに当人の契約自体を巡っての公判は、現在も続いている状態だ。
「嫌がらせのように裁判を続けるアヴィラに、『焼肉小倉優子』の運営サイドはついていけなくなり、こっそりとプラチナムに『今後はそちらと経営を続けたい』と打診したそうです。しかし小倉にとっては、古傷になりつつある同店のイメージキャラを続けるメリットはほとんどない。そうした事情から、数年後ごとに行われる契約更改の度に、各地の『焼肉小倉優子』は閉店していっている状態だそうです」(同関係者)
食中毒患者を出してしまった「美貴亭」とは事情の異なる話だが、別会社や店舗に「貸した」名前がどう独り歩きするのか、こうしたプロデュースを行うタレントたちは、今一度考えなければならないのかもしれない。
『焼肉屋は食べ放題なのになぜ儲かるのか~小倉優子と学ぶ会計学~』
うまい話には裏がある
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