元夫逮捕で露呈した、酒井法子“利権”を争う建設会社とサンミュージック
執行猶予明けの11月に芸能界復帰が囁かれる酒井法子の元夫、高相祐一容疑者が麻薬取締法違反の容疑で再び逮捕された。先日は実弟が逮捕されたばかりの酒井だけに、またしても芸能界復帰が遠のいたとも言われるが、やはり水面下では調整が着実に行われているようだ。
「高相容疑者は酒井との離婚が成立した2010年7月あたりから、行方不明になっていたという話もありました。つい先日は『千葉県内でガラの悪い男数人とたむろしていた』といった報道もありましたが、結局のところは、ほとぼりが冷めてから都内の生家へ戻ってきていたようです」(芸能ライター)
先月、酒井は久々に公の場に姿を見せている。自身が逮捕された頃からその存在が取り沙汰され、事件後も酒井の“後見人”を務めていた建設会社会長が先月死去した。葬儀当日、酒井は09年9月の謝罪会見以来、初めて報道陣の取材に応じたのだ。しかしこの取材対応を、酒井の前所属事務所であるサンミュージック関係者は苦虫をかんで見守っていたという。
「酒井が起訴されたことを受けて契約を解除したサンミュージックですが、今後も何らかの形でサポートを行うことは確実視されています。そこで芸能畑にいるわけでもない建設会社関係者に、酒井の舵取りを任せるのは、やはり納得がいかないのでは」(週刊誌記者)
酒井は現在長男と共に、建設会社の所有とみられる、エレベーターもない古びたマンションで生活している。高相容疑者が逮捕された6日にマンション前に集まった取材陣に、建設会社の関係者は「明日酒井本人が対応する」という条件を提示して撤収を促したという。ところが翌7日も、酒井が姿を見せることはなかった。
「関係者が指定した時間には、テレビ東京以外のキー局4社を含め、総勢20人ほどの取材陣がマンション前に駆けつけました。しかし姿を見せた建設会社関係者は『もう離婚しているので、そっとしておいてほしい』という酒井の言葉を代弁をするのみ。一度は『コメントを紙で出す』という流れになったのですが、それも結局なし。一度やると言ったことを次々と反故にした背景には、やはりサンミュージックから『勝手なことをさせるな』というお達しがあったためでしょう」(同)
食い下がる記者に、建設会社関係者は「今回の件については、今後も酒井が対応することはない」として、その場を立ち去ったという。
「酒井の復帰に向けて本腰を入れ始めたサンミュージックと、主導権を握り続けたい建設会社。両サイドの思惑がぶつかっているさまを、余計に感じさせられた」(同)
今回の取材対応いかんによっては、酒井の復帰時期が延びる可能性があるかもしれない。しかし、高相逮捕により一番の不幸を被ったのは、やはり今年中学校へ入学したばかりの長男だ。今回酒井が一度も姿を見せなかったのは、今後も事あるごとにマスコミが大挙してしまう事態を想定した、親心からの配慮があったからなのかもしれない。
両者、睨み合ってマウントの取り合い中
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