早ければ6月で打ち切り!?　“爆弾”を抱えた、話題の番組『芸能★BANG+』

　芸能マスコミを中心にやたらと高い“業界視聴率”を誇るのが、日本テレビ系の芸能情報バラエティー番組『芸能★BANG+』だ。

「ひな壇に並んだゲスト芸能人たちへ、スタジオで“突撃取材”するのが売りの番組です。記者役として、各週刊誌やスポーツ紙の一線級の記者が登場しています。記者たちの直撃によって、女優・遠野なぎこが8股交際を明かしてブレークしたり、マイケル富岡が現在10股交際中であることを暴露したのも、この番組でした」（スポーツ紙デスク）

　同番組は昨年10月、月曜深夜の30分枠でスタートしたが、今年4月から火曜深夜の1時間枠に“昇格”。そして、GW中の5月4日には2時間特番が放送されたが、この特番がきっかけとなり、番組の存続にかかわる2つの“爆弾”を抱えてしまったというのだ。

「番組冒頭から『オセロ・中島騒動　占い師がスタジオ登場』と煽りまくったんです。ところが、実際にスタジオに登場したのは、中島知子と同居していた占い師の“知人”である占い師。それに視聴者が激怒し、同局に対する抗議が1,000件を超え、ついには、放送倫理・番組向上機構（BPO）も問題視。次回の放送倫理検証委員会で討議が行われることになってしまった。BPOにまでにらまれたら一大事だけに、早くも局内では“打ち切りムード”が漂い始めているそうです」（日本テレビ関係者）

　この“爆弾”だけでも相当のダメージだが、同番組には現在離婚をめぐり、夫で俳優の高嶋政伸と係争中の女優・美元が登場。「料理がヘタで離婚？」という記者からの質問に対して、スタジオで得意げに、カレールーを使わないオイルフリーカレーである「高嶋家特製カレー」を出演者に振る舞った。しかしこれが、政伸の怒りに火を注いでしまったようだ。

　「女性セブン」（小学館）6月7日号によると、放送を見た高嶋が大激怒。美元の事務所社長を2度も呼び出して「テレビに出て調子に乗りすぎだ」「あんなの高嶋家のカレーじゃない！」と、すごい剣幕で怒鳴りまくり、最終的には「法的措置をとる！　訴える!!」と、強硬な姿勢をとったという。しかし、2009年11月26日の美元のブログでは、このカレーがレシピとともに写真付きで紹介され、「政伸から褒められた」と綴られていたというだけに、6月1日に行われる法廷での“直接対決”にも、多少ならずとも影響を与えそうだが……。

「すでに高嶋が所属する東宝芸能から番組の方に『ちょっと、やりすぎじゃないか』と“警告”があったというから、今後、裁判が終わるまで美元が出演することはないだろうとみられています。ただ、早ければ6月末での打ち切りという話も出ているだけに、もう美元の裏話は聞けないかもしれませんね」（同）

　悪ノリが過ぎたのか思わぬ窮地に立たされた同番組だが、打ち切りにガッカリするのは、毎回楽しみにしていた芸能マスコミ関係者だけなのかもしれない。

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地雷はカレーでした

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