「動物園的な感じ」、渦中の冨永愛は『スタジオパーク』で余裕な態度
今この時期に、生放送のトーク番組に冨永愛が出演するというタイミングの良さ。
塩谷瞬の二股騒動の熱がまだまだ冷めない5月9日、『スタジオパークからこんにちは』(NHK)に冨永愛がゲスト出演した。もともと4月3日に同番組に出演予定だったようなのだが、番組変更によって放送延期、その間に二股騒動が起こってしまい、結果的にものすごく渦中の人感のあるタイミングでの出演となった。
この日チャンネルを合わせた視聴者は、野次馬的な興味による人がかなり多いだろう。自分もそうだったけど。このタイミングだと、気になることはそこに集中してしまう。とはいえこの番組は、そういった方向でホンネを探るような性質のトーク番組ではない。二股のふの字も、塩谷のしの字も匂わせずに進んでいくだろう。
彼女が登場すると、番組進行役の永井伸一アナと田代杏子アナが、まずは当たり障りのないところでスーパーモデル・冨永愛のファッションとプロポーションを褒める。一人息子と参加した“親子サッカー”で右ひざをけがしたとのことだが、これについて冨永はニッコリと、
「いつも本気なんです」
「いつも本気」ゆえに、こんなことに巻き込まれてしまったのかなぁと、つい二股の件と結びつけつつ見ていたところ、永井アナがその言葉をすかさず拾いあげる。
「『いつも本気』! ……ね、なんか最近ちょっといろいろあったみたいですけれども……」
いろいろって……。オブラートに包みながらも、いきなり本題(?)をぶち込んできた。これに対しては冨永は余計なことは語らずただニコニコとやり過ごす。永井アナもこれ以上は広げずに、
「応援しておりますので」(永井)
「ありがとうございます」(冨永)
と、微妙に何かを含ませたようなやり取りでこのくだりは終了。時の人ということもあってか、スタジオパークの観覧者が普段より多めとのこと。そんな状況に冨永さん笑みを浮かべながら、
「なんかこう、動物園的な感じですね」
自虐ネタですかね、これ。
冨永愛がMCを務める女子向けのトーク番組『写ねーる』(BSプレミアム)の番宣をかねての出演ということもあって、過去の番組の模様がVTRで流れる。自分の下着を捨てる時の話題になったときは、下着と一緒に「いろんな思い出とか」を捨てるという発言をしていたり、ゲストの小倉優子に年下の男性が似合いそうと言われると、「そういうイメージあるかもしれないねぇ」とニッコリしながらも、「(年下は)全然ダメです!」と発言。年上好みで、「年上大好き」と、ハートマークまでテロップに入れられいる。そして、「結構ゴロニャン系なんで」と、甘えるタイプなんだと告白。ちなみに塩谷瞬は年上ではなく同い年。満面の笑みで恋愛を語る姿に、いつごろ撮影したんだろうとか、ゴロニャンしてたのかぁとか、余計なことを考える。もう言動のすべてが塩谷と結びついてしまう。また、仕事をバリバリこなしながら、
「この日は子どもとガッツリ遊ぶ日、この日は子どもをお母さんに預けて友達と飲みに行く日とか」
冨永流のメリハリを語るのだが、「この友達っていうのがもしかして……?」とか。全てが意味深に聞こえてくるんです、すみません。
息子には、「優しい男の子」になってもらいたいという冨永。
「ちゃんとこう、人間としての常識はちゃんと持っててもらいたいなとも思うし」
やっぱり二股は、人間としての常識に欠ける行動ですね。
一方の主役・園山真希絵は、この2日後の11日の『中居正広の金曜日のスマたちへ』(TBS系)に出演、再現VTRまで作って塩谷とのことを語り倒していた。語る園山、号泣して謝罪する塩谷、静かに笑みを浮かべ、時々含みを持たせたこと言いつつ、基本余裕のスタンスの冨永。二股劇場のメインキャストの立ち居振る舞いは、3人それぞれです。
(太田サトル)
『ナットウーマン。: 納豆でやせる、キレイになる「発酵美人」レシピ63』
金スマでの園山ちゃんに全国民がドン引き
【この記事を読んだ人はこんな記事も読んでます】
・塩谷騒動の発端は“怪文書”…… 暗躍する園山真希絵サイドの人間
・塩谷瞬に古巣事務所・スターダストが特ネタリークの“お礼参り”!
・スーちゃん一周忌美談のウラで愛人・隠し子……夫・小達一雄氏の二面性