第2の被害者も登場! ジョン・トラボルタが男性への性的暴行で訴えられる
1977年にアメリカで公開された青春映画『サタデー・ナイト・フィーバー』で、ハリウッドスターとしての地位を確立したジョン・トラボルタが、男性マッサージ師から、性的暴行で精神的苦痛を味わったとして訴えられた。ジョンは真っ向から否定しているが、マッサージ師は証拠もあると強気。自分も性行為を強要されたと訴える第2の被害者も現れており、全米の注目を集めている。
トム・クルーズと共に、「サイエントロジーを信仰するハリウッドの2大隠れゲイ疑惑」がかけられているジョン。ジョージ・クルーニーやチャーリー・シーンとの交際歴を持つバツ1のケリー・プレストンと91年に結婚し、3年前に急死した長男含む3人の子どもをもうけ幸せな家庭を築いているかのように見られているが、ゲイであることを隠すための偽装結婚なのだという根強いウワサがある。
06年には専用飛行機に乗り込む際に中年男性と甘い口づけを交わす姿がパパラッチされ、「離陸準備完了!」という見出しでタブロイド紙に掲載された。写真のジョンは薄くなった前頭部を隠すこともなく自然体で微笑んでおり、これが彼の真の姿なのだろうと全米が納得。そんなジョンが男性マッサージ師の性器を触り、しつこく性行為を要求したとして訴えられたため、アメリカのメディアは色めき立っているのである。
裁判所に提出された起訴状によると、今年1月16日、ジョンは愛車である黒のレクサスSUVでマッサージ師を迎えに行き、マッサージをしてもらうためにビバリーヒルズ・ホテルへと直行。運転席と助手席の間にあるコンソールには「Trojan」のコンドームがさり気なく置かれており、マッサージ師は嫌な予感がしたと回想している。
ホテルのバンガローに通され、施術の準備を始めたマッサージ師(以下、原告)は、ジョンがすでに半勃ち状態であったことを確認。マッサージの最中にハンバーガーが運び込まれ、ジョンはどさくさにまぎれて原告の性器をタッチ。「お願いですから、私には触れないで下さい」と言ったものの、ジョンは無視して原告の性器をこすり始めたという。
驚き飛びのいた原告に対してジョンは謝罪し、同じことを求めていると思ったと弁解。身の危険を感じた原告は、「私は顧客とはセックスをしません。そういうことをしたければ、男娼をお買い求めになるべきです」「マッサージ師が横たわるのは違法であり不適切です」と必死で説明したものの、「いいじゃないか! オレがシてやるからさっ!!!」と軽くかわされてしまったそうだ。
原告はリンパマッサージを終わらせようと施術を再開したものの、ジョンは布を手で退けマスターベーションを開始。その長さは20センチほどだったとのこと。ジョンは「お願いだよ、何か素敵なことささやいてくれよ」と言いながらしこり続けたとのことだ。
なびかない原告に対してジョンは、「このホテルに滞在しているハリウッド女優がいる。後で彼女を呼んで3人で楽しもう。でも、まずはオレたち2人だけでセックスしなきゃな。セクシュアルに同期するためにね」と言ったり、「君はハリウッドのルックスを持っているけど、少しやせた方がいいな。あと、物事を楽しんだ方がいい。そうすりゃ何百万ドルも稼げるようになるさ」と述べ、どうにかしてセックスに持ち込もうと必死になったと記されている。
限界を感じた原告が「警察に通報しますよ」と伝えたところ、ジョンはやっと諦め、車で原告を送り返したとのこと。別れ際、ジョンは原告に対して「自己中」「負け犬」と吐き捨てるように言ったという。ちなみに、ジョンは相場の倍である800ドル(約6万4,000円)を原告に手渡したそうだ。
ジョンのスポークスマンは、「起訴状に書かれていることは、何一つ事実ではない。この日、ジョンはカリフォルニアにはおらず、東海岸にいた。原告の言っていることは全て嘘だ。だから名前を公表しないのだ。名誉毀損を受けたジョンは、原告とその弁護士を訴える方向で動いている」という声明を発表。
しかし、米芸能ゴシップサイト「RadarOnline」の取材に対して原告は、「ジョンの脅しには屈しない」「起訴状に記したことを証明する証拠を持っている」と強気な態度を取っている。米タブロイド紙「ナショナル・エンクワイアラー」が提案して受けたウソ発見器のテストもパスしている原告は、自信満々。本件が陪審裁判になることを求めており、慰謝料として最低でも200万ドル(約1億6,000万円)を要求すると述べている。
最新情報では、別の男性マッサージ師も、ジョンに性的行為を強要されたと告訴したとのこと。この原告は、ジョージア州アトランタのリゾートホテルで働くマッサージ師であり、今年1月28日に宿泊していたジョンから“お尻の”マッサージを行うことを強要されるなどのハラスメントを受けたと主張している。
立て続けに男性マッサージ師から性行為を強要されたと訴えられたことにより、大きなイメージダウンを受けているジョン。「2件とも大ウソ。事実無根」と主張しており、ハリウッドの敏腕弁護士で友人であるマーティ・シンガーが本件を引き受けるようであるが、今後、どのように展開していくのか。タブロイドは大フィーバーしながら見守っている。
「に、にじゅっせんちぃ~!?」
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