「ベンチがあったら一腹筋」、サウナの救世主・吉川晃司から漏れ出す男気
先日、都内のサウナで脱水症状を起こし病院に搬送された、TOKIOの松岡昌宏。幸い大事には至らず、後日レギュラー番組でメンバーもこれをネタにするなどすっかり珍ニュースのような扱いになったが、そのとき松岡を介抱してくれたのが、偶然同じサウナに居合わせた吉川晃司だったということも後日話題になった。
その吉川晃司が、4月27日のNHK『あさイチ』に生出演した。言うまでもないが、V6・井ノ原快彦がキャスターを務める番組だ。ジャニーズつながりで、
「先日は松岡くんを助けていただいて……」
と、イノッチがお礼を言ったりするのだろうか。そう思いながら見てみたが、サウナの一件については最後まで触れることなく番組は進んでいった。
番組冒頭、
<吉川晃司が魅する“男の生き様”>
というテロップが出ていたが、吉川晃司といったら、男気溢れるアーティストといったイメージが強く、そこに憧れるファンは多い。この日視聴者から届いた900通近いFAXの6割以上が40代男性だったそうで、これは番組始まって以来初めてのことだそう。さらに、
<アニキ!! 絶対タイプ!! 男の香りがムンムン! 71歳のおばあちゃんより>
71歳!? こんな幅広いファンをもつ吉川アニキ、好きな言葉は「蘭心竹生」。蘭のような華やかな心を持って、竹のように真っすぐに生きるという中国の言葉だそう。確認しようとネットで検索してみたら、『蘭心竹生セット<吉川晃司オリジナル日本酒>』というのが出てきた。吉川さん、日本酒になっていたのか。ラベルの文字を本人が書いているんだそう。反対に、嫌いな言葉は、「人生折り返し」。なぜかといえば、
「『折り返し』って。戻ってどうするんだよって」
そのまま突き進めということらしい。確かにいちいち男気溢れてカッコいい。東日本大震災の復興チャリティーとして昨年、21年ぶりに復活ライブを行ったCOMPLEXの活動が大きな話題を集めた。復活の理由は、
「1円でも多く(被災地に)届けられる最大のことをやろうと思ったときに、COMPLEXが最も有効なひとつだったと」
とのこと。復興支援活動も自ら行っていて、
「日本の未来を担う子どもたちにマイナス遺産ばっかり残して知らん顔して、寿命で亡くなったら、恥知らずな世代になるなと」
30~40代が中心のファンに、
「オレたちが頑張らなくてどうすんだい」
こんな感じに気合を入れられたら、誰でもやらなくちゃというような熱い気持ちになってくる。確かに松岡を救ってくれそうだ。
それでいて、逆三角形の体型から「便所マーク」と呼ばれていたとか、適度に笑いも挟む。さらに、どこでも筋トレしてしまうらしく、
「とにかくベンチがあったら一腹筋だよね」
と、公園のベンチやすべり台で筋トレ中の写真を紹介。
「公園を見つけたらなんかやるのよ。そうすると、いつでもできるじゃない?」
カッコいいけど、吉川晃司がすべり台で筋トレしている写真はかなりシュールだ。男気ある持論の中に、笑っても大丈夫な空気が混じってくるところは、ちょっと哀川翔みたいでもある。
さて、助けられた側の松岡といえば、『あさイチ』前夜、26日放送のTOKIOの『5LDK』(フジテレビ系)で、フカヒレやワニ肉についてのウンチクをカッコよく語ったりしていたが、ついつい、
「でもこんなこと言ってても、サウナで倒れるしなぁ」
と思い、笑ってしまう。説得力なし。これからもしばらくの間は、松岡が何か言うたび、「サウナさん」のフィルターを通してしまうことになりそうです。
(太田サトル)
MABOは倒れる瞬間「KISSに撃たれて眠りたいぜ~♪」と言ったとか(大ウソ)
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