戸田奈津子にお歳暮を贈った!? トム・クルーズの親日家ぶりがスゴイ
――海外セレブの来日プロモーション。本国ではパパラッチに追われる彼らも、日本では束の間の自由を謳歌！ しかしそれゆえ、日本滞在をお世話するスタッフたちの苦労は多いんだとか。セレブの素の姿を知る関係者から話を聞き出し、コッソリお伝えする「スター☆マル秘報告書」！
主演作が公開されるたびに、大々的に来日プロモーションを行うことで有名なトム・クルーズ。もう何度来日しているかわからないくらい親日家のトムは、来日するたびに手厚いファンサービスをしてくれると評判です。空港で出迎えをするファンの方たちにサインや記念写真のサービスは当たり前。数年前は、『ミッション：インポッシブル3』のキャンペーンで新幹線（東京―新大阪間）を貸し切ってファンの集いもやっていました。
昨年、『ミッション：インポッシブル／ゴースト・プロトコル』で来日したときは、東日本大震災後だったこともあり、映画配給会社に「被災地を訪問したい」とオファーしたそうです。しかし、滞在わずか27時間という過密スケジュールだったため叶わず。それでも彼は諦めず「被災地の方をプレミア試写に招待したい！」と再オファー。というわけで、20名ほどの福島県の方がバスでプレミア試写へとやってきたのです。試写の後にトムは皆さんと会い、一緒に写真を撮ったり、被災者の方が持参した写真を見て励ましたり……と元気づけようと必死だったとか。招待された方の中には泣いている人もいたそう。またアテンドしたスタッフにも「一緒に記念写真を撮ろう」と言ってくれるトム。ハリウッドスターで一緒に写真を……と言ってくれる人は、トムとロビン・ウィリアムスくらいでしょうか。
ちなみに来日の際、通訳は数人つくこともあるのですが、トムのメインは戸田奈津子さん。とても仲良しで、アメリカでの取材なのにわざわざ日本から戸田さんを呼んで通訳をお願いすることもあり、さらに戸田さんにお歳暮を贈ったというウワサも！ “暮れのご挨拶”忘れずに……って、トムの親日家ぶりは大したものです。
ただ来日しても「いつ休んでいるのだろう？」と思うくらい、若干ワーカホリック気味な感じもします。昔の話ですが、元妻ニコール・キッドマンと来日したときも、トムは休憩時間もミーティングで、ニコールは通訳やスタッフに「早く神戸ビーフ、食べに行きたいわ～」と言っていたんだとか。トムと行動を共にしているスタッフは大変そうですね！
しかし、いつでも全力投球！ 自分の映画をヒットに導くためなら、自分で仕切ってなんでもやる！ それがトム・クルーズ。そんな彼の性格が来日キャンペーンにもよく現れていますね。
斎藤香（さいとう・かおり）
映画好きが高じて、映画誌編集者を経てフリーランスライターに。ハリウッドセレブや韓流スターの来日現場でマル秘ネタを連日情報収集。
マジモンのセレブ、なっちゃん！
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