仁義より男!? 名物社長を切った小林幸子に批判殺到
ベテラン歌手のお家騒動が芸能界を席巻している。今年3月末、小林幸子は所属事務所の女社長である関根良江氏と女性専務を解雇し、現在は両者ともに食い違った言い分を展開するという泥沼状態に発展しているのだ。
騒動の発端となったのは5日発売「週刊新潮」(新潮社)の記事。『紅白』名物である小林の豪華衣装も関根氏の尽力によって完成したものとして、「事務所が崩壊し、紅白出場どころではない、という皮肉な事態を迎えたらどうする?」と締めくくられていたが、現実問題関根氏の解雇で小林の紅白出場は絶望視されているという。
「2010年、小林は美川憲一とともに紅白出場から落選する予定だったそうです。しかし、NHK関係者に関根氏が『今回だけは出させてほしい』と説得して回ったことから、結果的に出場枠を勝ち取ったという話もありました」(週刊誌記者)
33年もの間、小林と二人三脚で歩んできた関根氏との間に亀裂が入った理由は、昨年11月に小林と入籍した医療関連企業の社長・林明男氏の物言いだといわれる。紅白の衣装代をめぐって林氏が関根氏に「高すぎる。僕なら3分の1にできる」と文句をつけ、解雇に至った原因も小林が完全に夫側に付いたためだった。関根氏は例え解雇になっても、翌年に予定されている小林の芸能活動50周年コンサートには関わらせてほしいと訴えたが、こちらについても聞き入れられず。このままでは開催自体が頓挫してしまう可能性もあるという。
そして芸能畑とは無縁である林氏のこれら振る舞いには、芸能界からも非難の声が聞かれる。
「関根さんは、紅白のリハーサル現場でも毎年のように、幸子が会見した後にフォローを入れたり、衣装の金額や内訳、制作に関する裏話なんかも報道陣に詳しく説明していました。小林幸子=関根社長の図式は完全に確立されており、今回の騒動に関しては関係者もマスコミも、完全に関根さん寄りの気持ちですよ。林氏が実務的な部分を全うできるかといえば、限りなく怪しい。何より今回の図式は、『男にほだされた幸子さんが周囲を顧みず、功労者でありパートナーであるはずの関根さんを切り捨てた』ようにしか見えません」(芸能プロ関係者)
両者はすでに話し合いの場を持つこともできず、弁護士を通じてやり取りを行なっている。小林側の発表では、経営方針の食い違いから関根氏らが退職の意向を示して「感謝の気持ちから慰労金を支給することとし、相応と考える額を提示させて頂きました(中略)しかし元社長らが提示額にご納得されなかった為に残念ながら合意には至らず」、やむなく関根氏らを解任することとなったという。
しかし一方で、関根氏が発表したFAXでは円満退職に至らなかった理由は「私が退職後に何らかのネガティブな情報を週刊誌などに流すことを疑い、その心配が解消された時期に払いたい」と、慰労金の分割払いを小林側が提案したからだという。
発表された双方の言い分は完全に食い違い、さらに金銭面でのゴタゴタまで勃発とあって、事態が早々に収束を迎える可能性は低いだろう。苦楽を共にした女性同士の“お家騒動”は、果たして法廷に持ち込まれてしまうのだろうか。
幸子もオンナね
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