国旗まみれのウインナーからケーキまで! V・ベッカムが料理に目覚めた
90年代を代表する世界的スーパーアイドル「スパイス・ガールズ」のメンバーとして活躍し、超人気サッカー選手デビッド・ベッカムと結婚した後は、子育てをしながらデザイナーとして活躍しているヴィクトリア・ベッカム。オシャレでクールな女として知られている彼女だが、最近、料理に目覚めたようだと伝えられている。この2週間、Twitterに2つも料理した写真を掲載しているのだ。料理下手で知られる彼女に、一体どんな心境の変化があったのだろうか。
4月8日はイエス・キリストの復活を祝うお祭り、イースター。アメリカでは、色とりどりのアイシングをかけたカップケーキを食べてお祝いをする家庭が多いのだが、ロサンゼルスに在住しているベッカム家もアメリカンなイースターを過ごすことになりそうだ。
4日、ヴィクトリアはTwitterに、「ロメオとハーパーと、イースター・カップケーキを作ったの。とってもかわいいでしょ!X vb(キス、ヴィクトリア・ベッカム)」とツイートし、色鮮やかなアイシングのかかったカップケーキの写真へリンクを貼った。繁殖や繁栄を表すイースターの象徴、ウサギや卵を形どった紙でデコレーションしたりと、なかなかの出来前である。
ヴィクトリアは2週間前の3月23日にも、料理の写真をTwitterに掲載している。次男ロメオと三男クルースが通う学校でインターナショナル・フード・デーというイベントがあり、ヴィクトリアが料理の腕をふるったことをツイートしたのだ。「たった今、料理を終えたわ。イギリス人であることを、とても誇りに思っているワ」というつぶやきに貼られたリンクの写真には、シルバープレートに並べられたすべての食べ物にイギリスの旗が挿された、英国色の強い料理。この日作ったものは、ミニ・ウィンナーロールやミニ・ポークパイ、ミニ・チーズ&パイナップル・オンスティックであり、なかなかおいしそうに見える。
Twitterにアップした写真。愛国心の強さがうかがえます
脳ある鷹が爪を隠していたのか、実は家庭的な女性なのかとも思わせるようなツイートだが、スノッブなイメージ通り、ヴィクトリアは料理が大の苦手。5年前に放送されたリアリティー番組でアップルパイを作ることになった時には、舌打ちをしたり、レシピを読み「砂のようにって何?」と顔をしかめたり、危なげな手つきでリンゴを切ったり、舐めまわしたスプーンでパイのソースを平らにしたりとひどい有様で、ほとんどアシスタントの女性に作らせていた。
ちなみに、この時アップルパイを作ることになったのは、ベッカム一家がビバリーヒルズに引っ越してきたことを祝うパーティーを、近隣住民たちが開催してくれることになったため。粉を混ぜ合わせたり、パイ生地を練ったりする汚れ作業はすべてアシスタントにやらせていたヴィクトリアだったが、「店で売っているのを買ってきて、キレイにラッピングして、“私が焼いたんです~”って持っていった方がいいんじゃない。その方が、私のスタイルって感じだし」とサラッと発言しており、よほどの料理嫌いなのだなという印象を世間に与えた。
その翌年、2008年にヴィクトリアはラジオ番組のインタビューで、「毎週日曜日は私が料理するの。子どもたちはヨークシャープディングが好きだから作るのだけど、手抜きしないで全部自分で作るのよ。アニメ『ドーラといっしょに大冒険』のキャラのケーキも作るわ。子どもたちが大好きだから」と自慢気に語った。しかし、よくよく聞いてみるとひどい話だと言われるように。なぜなら、ヴィクトリアは、「実はちゃんと作れるのは、ミンスミート(ミートソース)だけなの。私はベジタリアンだから、ちょっと皮肉な話よね。でも、私、カルツォーネやラザニアも好きなのよ。スペインでは毎日料理していたわ。スペインに住んでいた4年間、デビッドと息子たちはミンスミートで生きていたって感じね」とも発言しており、毎日鬼のようにミートソース料理を食べさせていたと明かしたからだ。これには、ベッカム家の男性陣に同情の声があがった。
娘が生まれたことで、女の見本となるような母親にならなければならないとでも目覚めたのであろうか。はたまた、純粋に料理の楽しさを知ったのだろうか。何はともあれ、舐め回したスプーンを使いながら料理をしていないことを祈りたいものだ。
いやいや、ウィンナー界のカリスマは辻ちゃんですので!
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