A.B.C-Zの全国ツアー&握手会は「いわば手売りのドサ回り」!?
2月1日、ジャニーズ史上初となるDVDデビューを果たした5人組ユニットA.B.C-Z。発売週こそオリコン週間DVDランキングで首位をゲットしたものの売り上げが伸びず苦戦を強いられている。
「現在彼らは大阪、仙台、名古屋、広島、福岡、札幌を巡る全国ツアーの真っ最中ですが、大阪に続きすべての会場で握手会を開催することが決定しました。もちろんタダではなく、会場でDVDを購入した人だけが参加できるというもの。メンバー別のオリジナルハンドタオルも特典でつけるとのことですが、いわば手売りのドサ回りみたいなものですよね……」(ジャニーズに詳しい記者)
デビュー前日には約1万5,000人を集めて握手会を行なった彼らだが、フタをあければ初週の売り上げは5.6万枚。デビュー曲「Can’t Stop !!-Loving-」がオリコン1位を取れず、ジャニー社長から叱咤されたというSMAPでさえ、同曲の累計売り上げは約15.5万枚。2006年デビューのKAT-TUNが104.6万枚を達成したことを振り返れば、いくらDVDで定価が2,000円近いとはいえ一桁台はかなり厳しいものといえそうだ。
「もちろん、CDデビューで他と競えるほどではないと分かっていたからこそDVDデビューという形を取ったのでしょうが、ここまで売れないとは……。その後、大阪での握手会開催で若干売り上げはアップしたようですが、最終的に10万枚にも届かないと思いますよ。デビュー曲の売り上げ枚数という意味では、間違いなくジャニーズ史上で最低のグループになると思います」(同)
デビュー曲に限っては他のグループのファンでも「記念に」購入するパターンが多く、“ご祝儀買い”という言葉が浸透しているジャニーズの世界。しかもA.B.C-Zはこれまであらゆるグループでバックを務めており、親近感を抱いてきたファンも多いはず。それも含めてのこの数字であれば、今後は一体どうなってしまうのか……。各会場での握手会はコンサートに入っていなくても、当日会場でDVDを購入すれば参加できるという、間口を広げた対応を取っているが果たしてどれほど数字が伸びるのかは未知数だ。ファンに複数買いを強いるような手法だけでは、将来的に道は開けないと思うのだが……。
セクゾンコンに登場して懸命に売り込みしてたよ……
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