「夢なのか、現実なのか」大ファンのSMAPを前に、倉木麻衣がエキサイト!
大のSMAPファンということを、SMAPメンバーの前で公言するようになった倉木麻衣。2010年に『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)にゲスト出演したときには、SMAPへの愛を語り倒し、中居正広に「アンタ、すごいよく覚えているね」と驚かれ、
「夢なのか、現実なのか……」
と舞い上がる様子が新鮮だった。さらに今年1月に放送された『カミスン!』(TBS系)でも、MCの中居を前に、SMAP大ファンであることを語っていたが、そこでの一言がこれ。
「長方形のCDだったころから好きでした」
90年代に主流だった3インチ(8センチ)シングルのジャケットのことを、「長方形の」と表現するところなど、若干の天然を感じさせる。今までどんな人なのか全然知らなかったが倉木麻衣、そんな人だったのか。
そんな彼女が、3月26日に放送された『SMAP×SMAP』で行われた、「全国一斉スマスマテスト」という同番組を振り返りながら出題されるクイズコーナーのゲストとしてやってきた。解答者はSMAPメンバーと、なぜか倉木麻衣。この日もやっぱり、
「現実なんだけど、夢なのか……」
と同じフレーズを呪文のように口にして、現実と夢の狭間をさまよっている様子。この倉木呪文(?)、木村拓哉も番組途中で「現実なのか夢なのか……」と、拝借していた。現実なのか夢なのか、夢なのか現実なのか。あまりに連呼されるうちに、もうなんかコレで新曲を作っちゃえよという気すらしてきた。適当に「会いたいよ」とか「愛しくて」とか加えて、
「現実なのか夢なのか 会いたいよ
現実なのか夢なのか せつなくて
現実なのか夢なのか 大好きで
現実なのか夢なのか いつまでもWow……」
こんなのでどうでしょう。そんなしょうもない曲、倉木麻衣は作るはずもないが。
“憧れのSMAP”に、長年歌手をやっているとは思えない素人のように舞い上がる倉木の天然は、その後も続く。
「こんなクイズ番組に、今出てるなんて」と、なぜか『スマスマ』をクイズ番組にしてしまったり、記入式の問題なのに早押しボタンを連打してしまったり。さらに草なぎ剛のことを思わず「ツヨぽん」呼ばわりして、「あ、すいません……剛さん」と言い直したり、コントキャラの「妹の役があるなら」と勝手にキャスティングまで始めたり。
しかし、そんな倉木のSMAP愛はホンモノだ。コントからの出題に関して、「コントの問題は、もう、自信が!」と言っただけあって、正解を連発。そして、「全部もう一度やってほしいです、コント」とリクエスト。最終的に、「スマスマ向上委員の一員みたいな」と、勝手な委員会を立ち上げてしまいました。
実際、このクイズで倉木に負けたメンバー(キムタク以外全員)が、後日放送回に罰ゲームとして、コントキャラに扮して倉木の前に現れるそう。つまり、近日中にまた『スマスマ』に登場するわけで、なんだかんだで定着しかけている“向上委員”。その状況にまた、「呪文」を唱えちゃいそうではあるが。
現実なのか夢なのか。現実なのか夢なのか。WowWowWow~~。
ちょっと聞いてみたくなってきた、コレ。
(太田サトル)
『Mai Kuraki Premium Live One for all,All for one』
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