徹子も前のめり! 無敵の女・吉田沙保里も恋愛では連敗中
世界最強の女性が、3月20日の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)にやってきた。彼女の名は吉田沙保里。説明の必要もないが、アテネ・北京五輪女子レスリング55kg級金メダリストだ。今年のロンドン五輪では前人未到の3連覇を目指し、向かうところ敵なしの吉田と彼女を迎える徹子。ふたりはどんな駆け引きを見せてくれるのだろうか。
その吉田、なんと真っ赤な振り袖姿で登場。こんな格好でもしずしずではなく、堂々とした「入場」っぷりはさすがの貫禄だ。徹子も、「着物着てあまりお笑いにならないところが、すごくアナタらしくていいと思いましたけど」と、吉田の“カッコよさ”に夢中だ。この日の着物の柄は、「あばれ熨斗」というそうで、よく分からないけど、吉田にぴったりの響きだ。
「ほんと『あばれ熨斗』のような方なので」
徹子もそう思ったみたい。まずはオリンピックを中心に、これまでの足跡を一通りさらったところで、話はレスリング以外の方向に。
「警備保障会社っていうんですか、あの会社の、アナタ社員なんですって?」
そう、吉田沙保里といえば、天井に張り付いたり、目からサーチライトみたいな光を発するALSOKのCMがすごく印象的だ。
「とっても調子のいい音楽で」
「壁にひっついたりするでしょ。ホントに壁にひっついたの?」
「この人がいたら、絶対入ってこられませんよね。泥棒も何もね」
など、徹子さんはALSOKさんに夢中。続いては、街で見かけた男性に対して、
「こうやって(押さえ込んだり)やってみたら面白いなんて、そういうようには思わないもの?」
思わないです。それにしても、「面白い」ってお転婆だなぁ徹子さん。
「ちょっと生意気な人がいても、あの人投げ飛ばして、乗っかってやるぞなんて、そういうのは思わないですか?」
だから、思わないと思います。徹子ペースで快調に進むトーク。次の攻撃が。
「アナタってなんか、ガンガンいくほうで。お若いとき恋愛も?」
ALSOKさんに恋バナを仕掛けてきた。恋愛もガンガン派なのか。なんでも高校時代に野球部に好きな男子がいて、告白したものの、
「沙保ちゃんは雲の上の存在なんで、ちょっと付き合えないみたいな……」
フラれちゃったらしい。
「けど、仲良くはしてくれるんですよ!」
と言うALSOKさん、なんかちょっとカワイイ。しばらくしたらまた仲良くなって、
「今度はいけるんじゃないかというふうに思って」
また告白し、またフラれた。同じ相手にこれを6回繰り返したとか。負けず嫌いなのか学習しないのか。やっぱりちょっとカワイイな。
「6回もやっぱりね、同じ人にアタックしてって、なかなか女の人はできないですよね」
と、徹子も吉田のチャレンジ魂に感心している。レスリングでは無敵の彼女も恋愛は連敗続きだったのか。ベタな表現ですが。
さてALSOKさんはなでしこジャパンの澤穂希選手と仲良しで、よく食事に行ったりするのだとか。澤と何を話すのかといえば、
「恋愛の話したり……」
やっぱり恋バナだ。
「押し過ぎなんだよ、引かないとって。駆け引きが大事なんだよと言われましたね」
6連続告白失敗のころから変わっていないのか、吉田さん。そして、やっぱり男前な感じなんだな、澤さんのアドバイス。
まずはロンドンに大きな期待が集まるところだが、話はさらに先の、引退後の話へ。
「保母さんになりたいというのが夢で……」
保母さん!? レスリングで世界を極めたおしてからの保母さん。それでいいんでしょうか。
「子どもが好きなので」
近い将来、世界最強の保母さんが誕生してしまうのかもしれません。
(太田サトル)
沙保ちゃんの天然でかわいいところを男性陣に知ってもらいたい
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