木村拓哉スピード違反は報じても……マスコミの“自粛”で消される工藤静香
SMAP・木村拓哉が、昨年と今年の二回にわたり自動車を運転中にスピード違反で検挙され、免許停止の処分を受けていたことが明らかになった。ジャニーズ事務所は14日に謝罪文をマスコミ各社にFAXし、木村は「心からお詫びしたい」とコメントした。
きっかけとなったのは15日発売の「週刊文春」(文藝春秋)。木村が昨年、千葉県内の高速道路を車で走行中、スピード違反で摘発されていたことを詳報している。「たかがスピード違反」という声も聞かれるが、ジャニーズが発表したFAXは今年に入ってからも再び同内容で摘発されていたことが記されていた。
敵対関係にあるジャニーズを“自首”に追い込んだ文春記事は、ワイドショーやスポーツ紙などでも多く紹介されたが、一方でほとんどといっていいほど報じられなかった部分が存在した。
「摘発された際に、助手席に妻の工藤静香が同乗していたという点ですよ。ジャニーズサイドの意向もあって、木村は二児の父であることだけでなく、そもそも結婚していることについてさえメディアで触れられることはほとんどない。工藤への取材自体を自粛しようと考えるメディアもあって、プロデュースするジュエリーブランドのショーや二科展への出品など、公の場に登場しても取材する媒体は毎回数える程度。今回もジャニーズへの配慮か、工藤の名前を出すことについては自粛ムードでしたね」(週刊誌記者)
木村の結婚自体を良しとしなかったジャニーズ上層部からすれば、工藤はいわば目の敵となってしまっている。しかし同誌は自宅で張り込みを行い、工藤本人に直撃取材も行なっているのだった。
ジャニーズと「文春」といえば、1999年に掲載された特集記事で勃発した損害賠償を求める民事裁判以降は、完全な絶縁状態。しかし今回、同誌の取材にジャニーズ事務所は検挙された事実を認めて「本人は速度超過したことについて『申し訳ないことをした』と心から反省しております」と謝罪したのだった。
「ジャニーズとしても相当屈辱だったのでは。近年でも文春には嵐のメンバーと関係を持ったAV女優の記事や、V6・岡田准一が宮崎あおいと不倫関係にあったというものまでありましたが、いずれも同社はノーコメントを貫いています。岡田の件に関しては『なんとしてでもジャニーズのコメントを!』と、同誌記者はジャニーズの広報責任者の自宅まで取材に訪れています。しかし得られた回答は『帰ってください』の一言のみだったとか」(前出記者)
看板タレントの不祥事を暴かれたうえ、名前が出ることさえ嫌う工藤に世間の注目が注がれるという、最悪の展開になってしまったジャニーズ。一部報道によると木村に対して、免停期間後もしばらくの間は運転禁止を言い渡したという。立場あるタレントだけに当然の処分なのかもしれないが、それほどジャニーズが被ったダメージは計り知れないということだろう。
『Shizuka Kudo 20th Anniversary the Best』
立ちションにスピード違反、やってることはヤンキー夫婦
【この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます】
・「まるでマルチ商法」に工藤静香も困惑! 芸能人と宝石ビジネスの闇
・元「ジャニタレ・キラー」工藤静香が標的にした、若きジャニーズタレントとは?
・作品名「Spirit精霊」! 木村拓哉の周りでスピリチュアルがブーム?
・「抱っこして屋上に行って……」親バカ・木村拓哉、愛しいふたりにデレデレ
・「何なんですかね? あれは」木村拓哉が嫌煙ブームにヒトコト