6億円強奪事件に関与!? 元東京パフォーマンスドール逮捕が意外な展開へ
篠原涼子や穴井夕子らが所属した「東京パフォーマンスドール」元メンバーの田中千鶴が、覚せい剤取締法違反の罪で逮捕されたのは昨年11月。同年夏に覚せい剤を使用したとして、東京渋谷区の自宅兼事務所にいるところを逮捕されたという。
逮捕時、田中は立ち上げたばかりであった芸能プロダクション「キャスト」の代表を務めていたことが明らかになっている。報道では「元グループメンバーの篠原涼子が激怒している」といった芸能界の反応や、「この逮捕を機に芸能人が芋づる式に検挙されるのでは」といった警察の動きに関しても報じられた。それに対して田中は翌12月にブログを更新し、「立川警察での取調べでは一切そのような取調べをさせられていません」と釈明した。
その後田中は起訴され、今年1月には執行猶予付きの判決が下っている。しかし、ここへきて捜査関係者は田中に重大な関心を寄せているという。2月16日発売の「週刊新潮」(新潮社)によると、田中は2011年5月に発生した立川6億円強奪事件への関与が疑われているという。
「立川市にある警備会社から国内最高被害額となる約6億円が強奪された同事件は当時から大々的に報道されています。実行犯の暴力団関係者はすでに逮捕され、現在までに関与した20人の逮捕者が出ていますが、いまだに3億6,000万円ほどの現金は見つかっていません」(テレビ局関係者)
「週刊新潮」では、強奪に関与した人物が出入りしていたマンションが田中の住む自宅だったことが捜査関係者によって明らかにされている。そのため田中を事情聴取したところ、薬物を使用していたことが判明したという。さらに田中は昨年7月にキャラクターグッズを扱う会社を設立しているが、その資金となった現金500万円が事件で奪われた金の一部ではないかというのだ。
「6億円強奪事件との関与については明らかに身内からのリークでしょうね。『新潮』は、田中が会社の設立時に銀行のカウンターで口座の開設手続きを行う写真も掲載していますが、この時点で田中の取材を行っていたとは考えにくい。その情報提供者が強奪事件に関与した人物なのか、また田中のパートナーだったのかは分かりませんが、この写真が存在してかつメディアに流れてしまったということは、今後もなんらかの動きがあるはずです」(前出関係者)
現在田中は東京を離れ、北関東へ引っ越しているという。同誌の取材にも「お話することはありません」と語るのみだったようだが、なんとも後味の悪い奇妙な事件だ。真相が明らかになることはあるのだろうか。
ドラマ化するならピン子かな~
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