CIAの暗殺説が飛び交う米活動家、”イチモツ男”との仰天計画が明らかに!?
3月1日、43歳の若さで他界した保守右派の過激な活動家アンドリュー・ブライトバート。オバマ大統領に関する重大な秘密を握っているとの発言をした直後の突然すぎる死であったため、大統領がCIAに指示を出し暗殺したのではないかというウワサが、ネット上ではまことしやかに流れている。そんな中、米「FOX Nation」が仰天ニュースを伝えた。アンドリューが、民主党下院議員の座から引きずり降ろしたアンソニー・ウィーナーと共に、CNNで討論するという番組の企画が進んでいたというのである。
保守派新聞「ワシントン・タイムズ」に寄稿したり、反オバマ運動である保守派のポピュリスト運動「ティーパーティー」でスピーチをするなど、一貫して共和党を支持し続けているアンドリューは、民主党は悪だと声を上げ続けてきた。彼は複数のブログを運営し、民主党政治家のスキャンダルを暴露してきており、一部メディアからは、「でっちあげだ」「金目当ての乞食三流活動家」と叩かれている。しかし、彼は左翼マスコミのプロパガンダと徹底的に対抗すると宣言し、過激さをエスカレートさせながら活動してきた。
昨年5月、ニューヨークの民主党下院議員であったアンソニー・ウィーナーが、Twitterで複数の女性に自身のイチモツ写真を送りつけことが発覚し、大スキャンダルとなった。アンソニーは、次期ニューヨーク市長選の最有力候補とみられていたが、世間に与えた衝撃は大きく、議員を辞職。このウィーナー”イチモツ”スキャンダルを暴露したのもアンドリューであった。
米大手ニュース専門放送局FOXニュースが運営する、保守派ニュース・サイト「FOX Nation」は、アンソニーと、彼にこの上ない屈辱感を与えたアンドリューが、右派・左派の立場から議論する討論番組を制作する企画が進んでいたと報道。放送するのは、あの大手ニュース番組のCNNであり、実現していたら間違いなく大ヒット番組になっていたことだろうと伝えた。
もし番組が制作されていたら、アンドリューの知名度は世界的なものとなっただろう。毎週放送する番組であるため、大統領選にも大きな影響を与えたと思われる。とはいえ、妻子持ちのアンソニーがハレンチ騒動からノコノコと番組に出てくるとは考えにくいという声も多く、「オバマ大統領に殺されたという仰天説をバックアップしたいがために、こんな情報を流した」ともみられている。
アンドリューは2月に、米共和党系の保守政治行動会議に出席した際、「オバマの大学時代のビデオを入手した。ぜひとも、大統領選挙中に調査しようじゃないか!」と挑発的に発言。60年代にベトナム戦争に反対するために政府系施設を爆破した過激学生グループの創設者、シカゴ大教授のビル・アイヤーズらとの関係を指摘し、ビデオを公開したらオバマ大統領は大変なことになるだろうと自信満々に熱く語った。このビデオを公開されたくないオバマ大統領がアンドリューを「CIAの最新武器を使い、心臓発作らしく殺した」という、いかにもアメリカ人が好きそうなスパイ映画のようなゴシップが流れているのだが、共和党員たちによるガセネタだという見方が強い。
ちなみに、アンドリューの突然の訃報に、2012年アメリカ合衆国大統領共和党予備選挙候補者たちは、相次いで哀悼の意を捧げている。
2012年アメリカ合衆国大統領選挙の共和党候補者のひとりで、熱心なカトリック信者としても知られる保守派のホープ、リック・サントラムは「彼の死は大きな損失だ」「とても衝撃的な死だ」「この上なく落胆した」とコメント。このリックに、2012年アメリカ合衆国大統領共和党予備選挙の初戦で負けたものの、その後奮闘しているモルモン教(末日聖徒イエス・キリスト教会)信者のミット・ロムニーも「彼は恐れを知らない大胆不敵な保守派であった」と、アンドリューの死を悼んだ。ほかにも、「彼こそはオバマ大統領に対抗できる」と言われているニュート・ギングリッチも「アメリカのソーシャルメディアにおける革新のパイオニアであった」と称えている。
2012年アメリカ合衆国大統領選挙で、アンドリューの死をフル活用する気満々に見える共和党。オバマ大統領の大学時代の秘密のビデオテープは果たして存在するのか、アンドリューは殺されたのか。生前この上なく過激だったお騒がせ男は、死んでもなお世間を騒がせている。
オバマフィーバーでこれ買った人、いまも持ってる?
【この記事を読んだ人はこんな記事も読んでます】
・サラ・ペイリンそっくりさんによる、セクシーコンテストが大盛り上がり♪
・トップレス写真や携帯番号を掲載? 海外セレブもTwitterで誤爆
・スカイダイビングセックスに、母乳かけ事件も! 全米おバカニュース2011