遠藤久美子、独立から一転! 大手芸能プロへ移籍していた
遠藤久美子が長澤まさみ、水野真紀、沢口靖子などが所属する芸能事務所「東宝芸能」に移籍したことが分かった。2月27日付のオフィシャルブログで発表している。
遠藤は、1995年に出演したマクドナルドのCMが話題となり、その後は一躍人気アイドルに。ドラマ・バラエティ・CMと幅広い活躍を見せ、1998年には歌手デビューし、天然ボケなキャラクターで多くのファンを獲得。「エンクミ」の愛称で親しまれたが、近年ではアイドル時代に比べ露出も減り、昼ドラやサスペンスドラマで見かける機会が多くなっている。
そんな遠藤は昨年7月、16年間所属していた芸能プロダクション・アイントを退社し、独立したことが明らかとなっている。主演映画『五日市物語』の公開にともない行われたインタビューでは、3月11日の東日本大震災をきっかけに「これまで事務所や家族に守られてきた私が、全てを失った時に自分の足で歩くことができるのだろうか」と自問自答し、「自分を厳しい状況に置くことで、芸能人としても人間としても成長していきたい」と独立に踏み切った経緯を語っていた。
ところが一転、個人事務所設立から1年を待たずして、今度は別の大手プロダクション所属となったのだった。
「通常芸能人が所属事務所を移籍した際は、縁のあるメディアに報道を依頼します。過去の事務所に問い合わせが入ることを防いだり、環境の変化により新たな仕事を見つけるチャンスも広がるからです。ところが遠藤ほどの有名人が、東宝芸能というこれまた大手事務所に移籍したものの、それを伝えた媒体は皆無。長年の古巣から独立したにも関わらず、わずか半年ほどでの移籍ですから、何かしらの事情があるとしか思えませんね」(週刊誌記者)
遠藤の独立に関して、前事務所アイントは本サイトの取材に「本人が辞めたいと申し出たため、受け入れたまでです」との回答。何かトラブルがあったという事実はないが、契約終了後は連絡も取り合っていないという。さらに別の証言者によると、遠藤自身は数年前から同社を離れたがっていたようだ。
「遠藤さんはとても素直で真面目な人で、仕事を嫌がったり文句を言ったりすることもなかったと思います。しかし2009年の始め頃には『アイドル路線を引きずりたくないので、事務所を変えたがっている』という話も出ていたので、意を決しての独立だったのでは。独立後も女優の道を目指してさまざまな芸能プロ関係者と接触していたようですし、テレビや舞台に強い東宝芸能とようやく折り合いがついたのでしょう」(芸能プロ関係者)
遠藤は東宝芸能移籍にあたって「仕事をすると言うことが、どれだけ素晴らしい事か。好きなことが出来ると言う事が、どんなにどんなに贅沢な事か。(中略)そして、1人というジャングルに居た私に手を差しのべて下さった東宝芸能。これから、本格的に大好きなお芝居を学んで生きます」と決意表明している。リクルート活動後にようやく辿り着いた新事務所で、人気再燃なるか?
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