「激しく抱いてほしい?」、徹子とクリス松村のガールズトークが大盛り上がり
2月9日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)、ゲストは初登場のクリス松村。
クリスといえば、かなりのアイドル・歌謡曲マニアで、歌番組やバラエティーでもその知識をよく披露している。そんなクリスにとっては、伝説の音楽番組『ザ・ベストテン』(TBS系)で司会を務めていた黒柳徹子はきっと憧れの存在ではないか。すると、
「76年の放送開始当時から、ずっとテレビで見てるんです」
『ベストテン』どころか、『部屋』もヘビーウォッチャーだった。クリスといえば、相当なエリート家系の出身であることも一部では知られている。この日も言っていたが、おじいさんが代議士で、お父さんは外交官。オランダ生まれで日本では学習院の初等科に入学。ふたりの弟が、それぞれ秋篠宮殿下と黒田清子さんの同級生なのだとか。そんなクリスのすごい経歴を踏まえ、徹子が言う。
「そういうお育ちの中、突然オネエキャラで出てらっしゃるんですから」
直球ですが、やっぱり気になるのはそこですよね。理想の男性は、故・田宮二郎だというクリス。今気になっている男性はというと……。
「サッカー日本代表の、ゴールキーパーの川島(永嗣)さんが好きです」
「アラ。いいですよね~! あの方、カリスマ!」
徹子さんが食いついた!
「絶対ボールつかんだら離さないっていう感じ」(徹子)
「そこなんです!」(クリス)
「でしょ、あたしもそう」(徹子)
と、川島の魅力について意気投合するふたり。さらに川島トークが続く。
「小さいネコがさあ、ボールかなんか離さないみたいで」(徹子)
「私の場合、そこのボールの部分をどうしても自分に思ってしまうので……」(クリス)
「あんなに激しく抱いてもらいたい?」(徹子)
「ていうか、離さない……みたいな」(クリス)
見れば画面隅に、「黒柳と”イケメン談義”」と出ている。さらに、
「アナタはジャニーズ系の方たちも好きで」(徹子)
「……! 大好きなんです、もう!」(クリス)
両手を胸に持って興奮するクリス。ふたりの”ガールズトーク”、今度はジャニーズネタへ。好みのタイプは、少年隊ならヒガシこと東山紀之で、SMAPだと稲垣吾郎。徹子が次々にグループ名をあげ、クリスがタイプのメンバーを答える。
「TOKIO」
「TOKIOだったら、山口(達也)くんが好きなんです」
「V6!」
「長野(博)くんが好きです」
「嵐!!」
「嵐だったら、櫻井(翔)くんが好きなんです」
クリス曰く、「サラリーマンにしても、なんか、おだやかな感じで」と、タイプの傾向を分析していたが、これも清潔感ある田宮二郎とある意味通じる部分もあるのか。しかし、
「でも、元祖は近藤真彦さんです!」
「あっ、マッチ!?」
徹子の声のトーンが一段あがった。さんざん前振りしてからの、マッチ。「ずいぶん違いますよ、ほかの人とね」と言いながらも、マッチの芸能界の母的存在の徹子さんはうれしそう。さすが番組をずっと見ているだけある。「”息子”をあんなに愛してくださってうれしいです」と、何度も御礼を言う。
クリスの徹子との相性の良さはさらに続く。少年時代、ずっと坊ちゃん刈りみたいなヘアスタイルだったクリスが、初めて冒険して美容院でカットしてもらったときという写真が登場。
「コレ、カワイイ写真ね~」
と、徹子はまず写真自体に食いついていたのだが、そのとき切ってもらったのが、徹子と同じ美容師さんだったのだという。
「松田くん!?」
徹子ビックリ。そして、「彼に切ってもらってたの!?」と、大喜び。大ファンなのは伊達じゃない。徹子を知りつくしているのか? クリス、すげぇ。
ガールズトークは終盤まで続き、クリスは最近ミッツ・マングローブやはるな愛と、スポーツマンとの合コンをやっているのだとか。それによって、最近は年上好みから、若い人もいいと思うようになってきたという話に。それこそ「知らんがな」というか、どっちでもいい話のような気もするが、
「年上の人が私も好きだったんですよ。いろんなことを教えてもらえるしね」
またも、徹子さんがシンクロしてきた。クリスもやや食い気味に、「そうなんです!」と合わせる。
「そういうことではとっても年上が好きだったんだけど、やっぱり若い人たちと付き合うと、また全然違うの」
と持論を続ける徹子。なんだか波長の合うふたり。徹子にとってはマツコ・デラックスに続く、新たなオネエ系おともだち誕生かもしれません。
(太田サトル)
ガールズトークというより、新たな生命体同士の会話だな
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