「ジャニーさんに言っておく」京本親子を巡り、徹子とジャニー社長が会談?
京本政樹は、ジャニーズタレントだった!?
もちろん実際はそんなことはないのだが、もしかしたらそういうこともあったかもしれない。1月18日の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)のゲストは京本政樹。番組オープニングでいきなり映し出されたのが、現在ジャニーズJr.に所属する京本の息子、京本大我の写真だ。
「こちらの美青年。まあホントに、美少年といってもいいかもしれませんが、ご活躍なんですよ」
と、写真の大我の説明をする徹子。
「家庭とか子どもとか、そういうものは全く感じられないじゃないですか」
と徹子もいう通り、京本政樹といえば、プライベートの香りをあまり感じない俳優のひとり。しかし、結婚していて子どもまでいる。それどころか、
「坊ちゃんがジャニーズ入ってるっていうから!」
と、大興奮だ。息子のことをテレビで語るのはほぼ初めてだという京本パパが、息子について語り始めた番組中盤に、徹子が言った。
「アナタも昔、ジャニーさんに『来ない?』って言われたことあるんですって?」
えっ!? 予想外の展開だ。13、4歳ぐらいのことだそうで、なんでも当時、女子の間でジャニーズに写真を送るのが流行っていて、それで写真を送られたからだとか。それで突然ジャニーさんから、「ジャニーです」という電話があったという。世代的には、たのきんトリオのちょっと上ぐらい。もしそのままジャニーズ事務所に入っていたら、カウントダウンコンサートで、マッチやヒガシと並んで登場したり、Hey!Say!JUMPやSexy Zoneらをバックに従えて歌い踊る京本パパの姿が見られたのかもしれない。
さて、息子・大我。ハワイで撮った息子の写真が、
「たまたまジャニーさんの手元にわたって」
って、「たまたま」でジャニーさんのところに写真が行く環境がまたすごい。共通の友人を介してということなのだそうだが。その写真を見て、30年以上の時を経て、再び「ジャニーです」の電話が鳴る。ジャニーさんが、たたみかける。
「結婚してるの!?」
「息子さんいるの!?」
「写真見たよ!」
「興味ある?」
結局その後ジャニーズの公演を見に行き、そのまま舞台に上がることになったのだという。京本親子を2代にわたってスカウトしたジャニーさんに、
「ジャニーさんて、ほんとに目がいいね」
と、徹子も満足げだ。ジャニーズ事務所入所にあたり、「厳しくしてください」と父からお願いしたとのことで、「実力とか、運もすごく左右するし、タイミングも左右するので」「決してデビューだけがすべてでもない。主役をもらったからとか、歌を出したからというのがすべてでもないし」など、芸能界の厳しさを、先輩としての立場からも語る京本政樹。
そういう厳しさを見せながらも、自分の代表作である『必殺!』シリーズなどを、「いつかやればいいなぁなんていう夢、チラっとありますよね」と、ちょっとお父さんの顔も見せていた。そこに徹子が食い込む。
「息子と一緒に出てなんて話はない?」
京本が、
「……ジャニーさんに言われれば」
とジョーク交じりに返すと徹子はすかさず、
「ちょっとジャニーさんに言っときます」
ジャニーさんと徹子の、この気軽な距離。父親のコネはなるべく使わない方針のようだが、徹子という違う方向からの、しかもトップ会談的なアプローチの可能性が出て来た。親子共演、意外と早く実現することがあるかもしれない。
エンディングに唐突に、
「でも、アナタにそんなお子さんがいらっしゃるのも知らなかったぐらいだから、ね!」
とあらためて言う徹子さん。前後のつながりもあまりなく、何に対しての「でも」や「ね!」なのかはよく分からない気もするが、京本政樹に息子がいたということ自体が、最後までずっと気になったことだったということでしょうか。
(太田サトル)
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