『ビバヒル』の共演者同士が、金銭トラブルで裁判沙汰に?
90年代、海外ドラマブームのけん引役となった『ビバリーヒルズ高校/青春白書』でデビッド役を演じ、大ブレイクしたブライアン・オースティン・グリーン。ここ数年はミーガン・フォックスの夫としての知名度の方が高い彼が、未婚のまま自分の子どもを産んだ元交際相手の女優を起訴した。貸した金をいつまでたっても返してくれないため、やむを得ず裁判を起こしたという。
ひらがなで「みどり」というタトゥーを入れていることでも知られるブライアン。訴えている相手は、『ビバヒル』でジーナ役を演じていたヴァネッサ・マーシル・ジョビナッツォ。彼女とは、2000年から03年まで交際しており、02年3月には長男カシウスが誕生している。ブライアンはカシウスを溺愛しており、ヴァネッサと別れた04年から付き合うようになったミーガンとも、最初から息子ぐるみで交際してきた。親にも内緒で極秘に挙げた結婚式も、唯一、カシウスだけは立会わせている。そんな大事な息子を産んでくれたヴァネッサは、ブライアンから20万ドル(約1,500万円)もの金を借りているのだという。
米ゴシップサイト「TMZ」によると、ブライアンはヴァネッサと交際する00年前に、5万ドル(約380万円)を、交際中に15万ドル(約1,150万円)を貸したとのこと。彼女に頼まれるがまま、小切手を渡し続けたのだという。ロサンゼルス郡上位裁判所に提出された書類には、これらの金は「プレゼントではなく貸したもの」だと記載。小切手を渡す時に、「オレが返して欲しいと言ったら、すぐに返してくれ」と確認しており、ヴァネッサは必ず返すと約束したと主張している。
しかし、11年11月に、ブライアンが「これまで貸した金を返して欲しい」と連絡したところ、彼女は拒否。激怒したブライアンは、彼女を相手どり、貸した金の全額返金と慰謝料を求める訴訟を起こしたそうだ。
ヴァネッサは10年7月に、人気クライムサスペンス『CSI:ニューヨーク』のダニー役で知られるカーマイン・ジョヴィナッツォと結婚。カーマインは高額な出演料を稼いでいるため、かなり裕福な暮らしをしていると見られている。それならばと、ブライアンは金の返還を求めたのかもしれない。
実は、ヴァネッサにとって昨年は心身共に辛い思いをした年であった。6月に妊娠を発表したものの12月に流産してしまったのだ。それも、この年2度目の流産だったという。11月は安静を命じられていた可能性が高く、ブライアンの要望に応えるどころではなかったのではないだろうか。
『ビバヒル』終了後、ブライアンのキャリアは低迷し、08年にテレビ版『ターミネーター』『ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ』で復活しかけたものの、番組はシーズン2で打ち切りに。10年は『デスパレートな妻たち』で、孫までいる年上女性に欲情されるナイスボディな若き大工役を演じ話題を呼んだが、ワンシーズンで番組を去っており苦戦し続けている。
ミーガンは、昨年9月、米「The Hollywood Reporter」のインタビューで、「ずっと、自分の子どもが欲しいと思っているけれど、タイミングがね。子どものために、しっかりとお金を貯めなければと考えているわ」とコメント。「子どもには辛い思いをさせたくないから。安心できるくらい貯められたら、子どもを産みたい」と発言しており、不安になるほどお金がないのかと世間を驚かせた。
ブライアンは、『ビバヒル』で相当稼いでおり、また堅実に生活しているため、それほどお金に困っているわけではないとみられているが、ミーガンの切ない気持ちを知り、少しでもお金が欲しいと思ったのかもしれない。口約束だけで貸した金が果たして取り戻せるのかどうか微妙なところだが、子どものためにも裁判が泥沼化しないことを願わずにはいられない。
『ビバリーヒルズ青春白書 シーズン7 コンプリートBOX Vol.1』
ミーガン・フォックスのタトゥーもひどいんだよ!
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