元極楽とんぼ・山本圭一と島田紳助、復帰はどちらが先?
吉本興業の大崎洋社長が、暴力団関係者との交際を理由に昨年芸能界を引退した島田紳助について「いつの日か吉本興業のもとに戻ってきてもらえるものだと、信じております」などと発言したことが大きな話題を呼んだ。
この「紳助待望論」は、同社の100周年事業の発表会見の最後に大崎社長が突然切り出したもの。今後、同社がさまざまな事業展開を行っていくことを発表する場での紳助待望論には関係各所からの批判が殺到。しかし「これは私たち全社員、全タレントの思いでもあります」との言葉通り、その後も公の場に登場した所属タレントはまるで会社の方針に倣ったように、大崎社長の発言に同調していた。
一方で、同社には紳助の他にも不祥事を起こしたことで芸能界から追放された芸人が存在する。元「極楽とんぼ」の山本圭一だ。6日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)では、元相方の加藤浩次が吉本幹部に「山本を復帰させてほしい」と直談判を行ったという記事も掲載されている。
山本は2006年7月、タレントの萩本欽一が設立した社会人野球チーム・茨城ゴールデンゴールズの遠征試合で訪れた北海道函館市で、未成年の少女と酒を飲んだうえ暴行したとして警察から事情聴取を受けた。すぐに示談は成立して山本は不起訴処分となったが、吉本は山本の契約を解除したと発表した。
そして2012年現在、山本は肉巻きおにぎりのお店で販売員として仕事をしている。昨年9月には東京都内の百貨店で催されていた物産展で接客する様子が週刊誌にも報じられた。
芸人時代の山本は、ココリコの遠藤章造やロンドンブーツ1号2号の田村淳など多くの芸人から慕われ、彼を中心とした「山本軍団」なる集団ができていたほどだった。山本の人間性や芸人としての才能を惜しむ声は絶えず、ここ最近では遠藤や田村をはじめ、品川庄司・庄司智春、千秋らもTwitter上で「もういいじゃないか?」などと山本の復帰を求める声を寄せていた。
また『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)メンバーが出演した昨年7月の『FNS27時間テレビ』(同)のゲームコーナーでは、とんねるずの石橋貴明が「山本呼んでよ!」などと発言し、ネットを中心に大きな話題となったことも。さらに12月放送の『はねトびVSめちゃイケ全面対決スペシャル!』(同)でも、はねトびメンバーが山本について触れると、元相方の加藤が「山本さんは肉巻きおにぎりを5年間売ってるだけ!」と言い返していた。
「こうした状況の変化は、山本本人も少なからず察知していることでしょう。昨年9月に百貨店で接客を行っていた際には、山本を撮影しようとしたマスコミに激怒した店舗関係者が警察を呼んでいます。もし山本に復帰の意思が100%なく、今後もずっと販売員として生きていくという考えであれば、110番通報まではしないはず。逆に『みそぎが済んだと世間が判断した後に、いずれは芸能界に戻りたい』という意思があるからこそ、変に騒ぎを起こされたくないのでは」(週刊誌記者)
もはや山本の話題を出すことが”タブー”ではなくなりつつある。吉本上層部だけが必要としている感の否めない紳助と、所属タレントから復帰論が展開される山本。もし両者ともに実現された場合、芸能界にカムバックするのはどちらが先になるのだろうか。
『ダメなときほど運はたまる ~だれでも「運のいい人」になれる50のヒント~』
欽ちゃんも待ってるKA・MO・NE!
【この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます】
・元極楽とんぼ・山本の復帰待望論の陰でひっそりと復帰を図るあの芸人
・ロンブー淳もラブコール! 元極楽とんぼ・山本圭一、芸能界復帰は!?
・島田紳助復帰以前に、社員が怯える「吉本100周年記念事業」の無計画性
・吉本興業の「面白い恋人」騒動、類似商品を扱う企業からも非難の声
・「テレビで陣内を見たくない」陣内智則に、関係者からブーイングの嵐!