サイゾーウーマンコラム角川慶子「保育園作りました」英語を話すサンタがやってきた! クリスマス会も保育園経営も大成功 コラム 角川慶子の「シロウトで保育園作りました」第9回 英語を話すサンタがやってきた! クリスマス会も保育園経営も大成功 2012/01/08 17:00 シロウトで保育園作りました 英語を話すサンタの登場に子どもたちはびっくり。盛り上がりました。 開園して初めての親子参加イベント、クリスマス会を12月22日に行いました。クリスマス会の流れはというと、 1:クリスマスケーキを食べる 2:始まりの挨拶 3:在籍園児のせりちゃんママのヴァイオリン演奏(徳間ジャパンからデビューしているプロです) 4:元K-1王者ニコラス・ペタスに、「子どもの体づくり」について話してもらう 5:大人気アクティビティ空手教室15分バージョン 6:人気アクティビティダンスの渡部アキ先生と一緒に、「マル・マル・モリ・モリ!」と「アンパンマン」の2曲を踊る(実はこの先生、DVDを出しているタレントです) 7:ニコラス・ペタスにサンタ衣装にこっそり着替えてもらい、ふだん使わない出入り口から入ってきてプレゼントを配る 8:サンタと記念撮影 という構成でした。心配だったのは、親の見ている前でいつも通り空手ができるかどうかと、サンタの正体がバレないかどうかだったんですよ。ふだん活躍している子どもたちは、クリスマス先取りでディズニーワールドやパリに行ってしまって、カッコよくキメられるのは、我が娘と男子3名くらいしかいないと予測していました。あとはふざけ過ぎてちゃんと整列ができない、正座ができない、黙想なんてとてもできない子どもばかりで不安です。結果は……意外にもふだんよりまじめに空手ができました! 小さい子たちも3歳以上のお兄ちゃんお姉ちゃんを真似し、カッコよくキメることができました。ただ、お母さんの姿を見て参加を放棄する子、お母さんにすがって泣く子(なぜかどちらも2歳児)が2名出てしまったのが計算外でしたが……。 サンタの正体は、ペタスがアドリブをきかせて、サンタに変装してからはずっと英語でしゃべっていたので、さっきまでいた日本語を話す変な外人とは別人だと思っているみたいでした。4歳の子が小さい声で「あのサンタ偽物だよね」と言っていたけれど、他の子どもにはバレず成功です。 プレゼントの中身は男の子はポケモンの靴下とお菓子、女の子はプリキュアの靴下とお菓子です。プレゼントはしょぼいですが、ひとりひとりサンタが名前を呼んで配ったので、うれしそうでしたね。保護者の方もペタスが来たことで盛り上がりました。私からすると放送作家のいないイベントほど大変なものはないですよ。子どもの集中力って短いので、ウダウダになったら終わり。フリートークでつなげない子どものイベントこそ、放送作家が必要なんです。 とりあえず、2011年最大の行事が無事に済んでほっとしましたね。自由業と専業主婦が多いセレブ保育園のため、翌日の連休から仕事収納めの日まで、出席人数がガクンと減るんです。連休が終わり、26~29日はスタッフ全員燃え尽き症候群でした(笑)。人数が少なかった分、遠くの公園に遠征したりできて楽しめましたけど。29日は大そうじをして、玄関に八角の盛り塩をして閉めてきましたよ。 ■「目の保養」になる保育士を募集中 予想通りですが、保育園事業には新規参入でしたが黒字でした。そもそも当たる場所ということが、巫女の私は霊的に見えましたからね。これからも第三の目(シックスセンスみたいなもんです)で営業していきたいと思いまーす♪ 2月から4月までの間になんと9名入園予定なのです。うちの保育園は、契約して入園金3万円と年間費1万円を払えば、席を確保することができるんです。なので、9月からの予約ももう入っています。1歳の誕生日を待って入園とのことでした。 忘年会で、新しく保育士を入れる話も出ましたね。このまま入園が増え続ければの話ですが。スタッフ全員イケメン保育士が希望みたい(笑)。「目の保養」「モチベーションが上がる」「子どもが喜ぶ」「保護者(母親)ウケがいい」などが理由です。私はどうでもいいけど、スタッフが楽しく仕事できて効率が上がるならイケメンがベストでしょうね。友達の元カリスマホスト芳晶せいじが、「ビジュアルのいい奴は困難を顔で乗り切ってきたから、本当の苦しさを知らない」と言ってました。彼に言わせれば「整形のイケメン」がいいらしいのです。そのくらいの方が、コンプレックスがあって努力するそうですよ。よし、整形イケメン保育士を探そうじゃないかーっ! (つづく) 角川慶子(かどかわ・けいこ) 1973年、東京都生まれ。「角川春樹事務所」会長・角川春樹氏の長女。自身も元アイドルという異色の肩書きに加えて、ビジュアル系バンド好きで、元バンギャルの”鬼畜ライター”としても活躍。9月1日に「駒沢の森こども園」をオープンさせる。家庭では3歳の愛娘の子育てに奮闘中。 『サンタクロースっているんでしょうか?』 いますよ、強いけど心やさしい人です 【バックナンバー】 ・シロウト保育園オープン! いつも遅刻&スッピンの私がガラリと変わり…… ・借り入れゼロで保育園を設立! 内覧会で父親、母親の本音があらわに ・究極の愛! 娘が安心して過ごせるように保育園をつくっちゃいました ・子どもを預ける口実を作ってあげるのも、保育園経営者のお仕事です ・読みが甘かった? 保育園の遠足でギャン泣きが発生し、思わぬ事態に ・子どもだけじゃなく、従業員も守らないと! 保育園経営は常に問題発生 ・「お子さんがお友だちに噛みつきました」園児のトラブルに親の反応は…… ・過保護なパパママに人気のアクティビティ、講師は元K-1王者! 最終更新:2012/01/08 17:00 次の記事 5人目の妊娠発覚!? 「それもおもしろいじゃ〜ん」と笑ってしまう己の恐ろしさ >