“最大のエサ”を手放したジャニーズ事務所、マスコミ制御も限界か
「Hey!Say!JUMPカレンダー」(集英社)、「Kis-My-Ft2カレンダー」(講談社)、「Sexy Zone/中山優馬/ジャニーズJr.カレンダー」(ワニブックス)の3種について、複数買いを促す強引な「スペシャル企画」がブーイングの的となっているジャニーズ事務所(既報)。それに加えて今度は「KAT-TUN、関ジャニ∞、NEWSは、今回事務所の意向でカレンダーを販売しないらしい」というウワサが浮上し、ファンを動揺させている。
「ジャニタレはこれまで、デビュー10周年を節目にカレンダーを卒業するというのが通説でした。でも関ジャニ∞とNEWSは来年で8周年、KAT-TUNはまだ6周年なんです。だから来年も販売すると思ってたのに……。ラジオや雑誌でもいつものように撮影裏話が飛び出さないし、やっぱりカレンダーは発売しないんでしょうか」(関ジャニ∞のファン)
従来ならば、11月半ば頃には各書店・出版社で予約がスタートしているジャニーズカレンダー。とりあえず、昨年までカレンダーを出版してきた東京ニュース通信社、光文社等に問い合わせをしてみたところ「今のところ(うちでは)予定がない」との回答だった。結局のところ、この時期になっても何の発表もないという時点で、発売しないとみてよさそうだ。
「実は昨年もデビュー9周年だったタッキー&翼がカレンダーを発売しなかったんですよね。その時点で『10年卒業説』はすでに崩壊していたワケです。ただ、まだ人気のあるNEWSや関ジャニ∞、KAT-TUNもカレンダーを発売しないとすれば、その理由はここ数年でジャニーズカレンダーの価値が変わってきたことにあるのでは? これまで作れば確実に売り上げが望める商品として、事務所に貢献度の高い出版社への”最大のエサ”ともいわれてきたカレンダーですが、近ごろはグループの増加に伴ってファン層が分散され、予約部数も減少していたようです。なかには特典が豪華すぎて売り上げと釣り合わなくなったパターンもあったとか……」(ジャニーズに詳しい記者)
これまで、カレンダー利権を振りかざしてスキャンダルの懐柔を行うなど、アメとムチを使い分けてマスコミ各社を服従させてきたジャニーズ事務所。しかし、メリー副社長の勢力が衰えるに従って恫喝、脅し等の”ムチ”が通用しなくなったといわれて久しい。そのうえ”アメ”もなくなれば、事務所の体制は一体どうなっていくのか……。マスコミ各社を制御できなくなることで、ジャニタレのスキャンダルが頻繁に世間を騒がす日も遠くないかもしれない。
『ジャニーズカレンダー「関ジャニ∞」2011.4 – 2012.3』
自分の誕生日月がヒドいカットだったときの悲しさ
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