ストリーミング放送も撮影もジャニーズ次第? NHK紅白の”配慮”事情
11月30日、ついに『第62回NHK紅白歌合戦』の出場歌手が発表された。今年はKis-My-Ft2、Sexy Zoneと新グループのデビューが相次いだジャニーズ勢だったが、フタを開けてみれば昨年と同じ顔ぶれで、司会を務める嵐のほか、常連のSMAP、TOKIO、NYCの4組が出場。エイベックス、アミューズとならぶ4枠という結果だった。
2009年に嵐、NYCboysの2枠が追加されるまでのしばらくの間はSMAP、TOKIOの「ジャニーズ2枠」の掟が守られてきた。1999年にKinKi KidsとV6がショータイムのプレゼンターとして登場したものの、正規出場は果たしていない。そんな中、今年はジャニーズ枠も増えるのではないかというウワサもあり、Sexy Zoneの握手会ではメンバーに「紅白出場おめでとう!」と先走ったエールを送ったファンもいたそうだ。
結局は昨年と同様のラインナップとなったが、現在も他事務所以上にジャニーズとNHKの蜜月関係は強く、紅白の現場でも他のタレントではあり得ない”配慮”が行われているという。2年前の紅白で行われた企画「こども紅白歌合戦」の会見ではこんな出来事が。
「会見前にNHKの担当者が『実はサプライズゲストがいます。ウェブ媒体の皆さんには写真の掲載について制限を出させて頂きます』と告知しました。会場の取材陣は騒然となって『ジャニーズか?』と構えていたら、『こち亀』の両津勘吉に扮した香取慎吾のパネルが運び込まれてきて。『たかがパネルなのにNGって、ジャニーズにここまで配慮するのかよ!』と、みな少し呆れ気味でしたね」(芸能記者)
今回は、通常はマスコミや関係者以外は見ることができない出場歌手発表会見がネットでストリーミング放送されるという、過去にはなかったサービスも行われた。
「会見がネット中継されると聞いて『じゃあ、ジャニーズの新規出場枠はないな』とすぐに分かりました。ジャニーズとしてもKis-My-Ft2かSexy Zoneが出場するのであれば初出場だけに会見には絶対出席させるでしょうし、逆にそうだとしたらジャニーズに配慮するNHKがネット中継を行うはずもない。もし来年、会見のストリーミング放送がなければ『ジャニーズの初出場組アリ』とみていいでしょう」(週刊誌記者)
新枠はなかったが、NHKの”配慮”を考えれば『紅白』でしか見られないサプライズ演出がさぞや盛り込まれることだろう。今年もジャニーズファンにとっては楽しみな紅白となりそうだ。
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CDリリースないのに出場ってゴイスー
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