握手会で1位を奪取! Sexy ZoneのAKB戦法を中山優馬にも適用か?
11月16日にリリースされたデビューシングル「Sexy Zone」(ポニーキャニオン)が初週売り上げ約17.3万枚(オリコン調べ)を記録し、11月28日付の週間シングルランキングで1位に輝いたSexy Zone。”ジャニーズでは史上12組目となる快挙!”などと持ち上げられているが、これほどまでに苦労して得た「1位」もなかなかないだろう。
彼らのこのシングルがAKB48から派生した4人組ユニットNot yetの3rdシングル「ペラペラペラオ」(日本コロムビア)と発売日がぶつかり、熾烈な戦いを繰り広げたのは(既報)のとおり。ちなみに、惜しくも2 位となった「ペラペラペラオ」の初週売り上げは、約17.2万枚とその差はたったの1,000枚。19~20日の土日に緊急握手会を開催し、先輩グループのメンバーまで動員するというえげつない”力ワザ”で売り上げを伸ばした成果が実った形だ。
とにもかくにも”記録”にこだわるジャニーズ事務所らしいやり方だが、デビュー曲の売上げは近年正式デビューを果たした Hey!Say!JUMPの24.6万枚、Kis-My-Ft2の31.5万枚には遠く及ばない数字。大々的にデビューが報じられたにもかかわらず、いつの間にか自然消滅した「中山優馬 w/B.I.Shadow」(17.6万枚)や、正式デビューなのか期間限定なのか立ち位置が微妙なユニット「NYC」(9.2万枚)にSexy Zoneは非常に近いものがあり、「今後、消滅させられる可能性もあるのでは」と、ファンの間では不穏なうわさも渦巻いている。
そんななか、来年1月4日にリリースされるNYCと中山優馬の新曲「ワンダフル・キューピット/がらすの・魔法」(ジャニーズ・エンタテイメント)の初回盤と通常盤の初回プレスに握手会参加券が封入されることが発表された。今回の「緊急握手会」で味をしめたのかどうかは不明だが、一部では「AKB 戦法のパクリ」「ジャニーズも堕ちた」などという囁きも。しかし、「自分がアイドルを育てている!」という感覚を持たせて人気を集める手法は、ジャニーズ事務所の十八番。ジャニーズJr.時代にいくら人気があろうとも、電車でスタジオまで通わせ、おっかけとの握手やうけとりを許容しているのも、そういった感覚を助長しているだろう。デビューしてからは接触の機会が減るのが慣例だったが、この握手会ラッシュ。ひょっとして「会いにいけるジャニーズアイドル」の誕生も遠くはないかも?
『ワンダフルキューピット/がらすの・魔法【握手会参加券封入】(初回プレス盤)』
ジャニーさんは優馬をどうしたいの!?
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