スターゆえの悩み……チャン・グンソクも逃れられない、ファンの”ストーカー化”洗礼
15日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)で、韓国の人気俳優”グンちゃん”ことチャン・グンソクが、Twitter上でファンに向け怒りのツイートをしていたことが報じられた。ドラマ『美男ですね』で演じた役柄のイメージ通り”ツンデレ”なキャラが魅力のグンソクは、日本のメディアでも多く取り上げられ、今年に入ってからファンも急増中だ。
日韓を股にかけて大忙しのグンソクだったが、先月30日、自身のTwitterに「私生活まで追いかけて来るファンたちよ。あなたたちは私を追いかけ、私の行動をすべてわかると自慢しているのだろう」「私は怒ったら怖い男だよ」などとツイートしたのだった。
同誌によると、グンソクは仕事現場や自宅周辺にまで追い掛け回し、ストーカーまがいの行為をするファンに悩まされていたという。ファン同士で言い争いをし、ケガ人が出ることもあったほど問題は深刻化しており、その状況に我慢ができなくなりTwitterに書き込んだようだ。1週間後の今月7日には「追っかけはもういなくなった」と報告したものの、13日には悪質なコメントが続いていたことなどを理由として、Twitterを閉鎖する方針であることを宣言した。
仕事現場だけでなくプライベートも追っかけをする熱狂的なファンの存在は、当然近年に始まったものではない。昭和の時代から日本のスターは”彼・彼女ら”には悩まされていた。ジャニーズファンの間では、「特定のアイドルに対し、命をかけて応援するファン」のことを「オリキ」と呼ぶ専門用語も生まれたほど追っかけ文化は根付いている。
「10年以上前のことですが、SMAPの中居君が行きつけだった自宅近くのラーメン屋に、追っかけファンが押し寄せていたそうです。さらにそのまま中居君を尾行して自宅を突き止めた有名な追っかけファンの1人は、そのマンションに引っ越してしまったとか」(芸能プロ関係者)
結果的に中居はそのマンションに住み続けることができなくなり、別のマンションに引っ越すハメになったという。「大好きな人のそばにいたい」「認識されたい」という行き過ぎたファン心理から追っかけ行為に走ってしまうとみられるが、本人に嫌われてしまっては元も子もない。グンソクは追っかけのファンへ向けて「わかっているだろうか。それだけあなたたちは私から遠くなっているのを」とツイートしており嫌悪感を顕わにしている。
追いかけたくなるファンの気持ちが、どんな世代にも存在していることは確かだ。タレント本人がこうした警告を発するのは異例だが、国内のファンたちは一体どんな感想を持ったのだろうか。ファン交流を大切にするグンソクだったが、今回の事件は国境以上に大きな壁となってしまったのかもしれない。
グンちゃん、ジャニタレに相談したら盛り上がるよ!
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