お手本は堂本光一! 滝沢秀明が”白馬にジャージ”を継承するワケ
”ジャニーズ事務所に入ったきっかけ”といえば、「身内や知り合いが知らない間に履歴書を送った」が恐らくナンバーワンだろう。また自ら志願した場合でも「面白そうだから」「テレビに出てみたかった」といった軽い動機がほとんどで、KinKi Kidsのようなスターになりたかったという嵐・松本潤や、嵐・大野智に憧れていたHey!Say!JUMP・知念侑李のように、最初からやる気満々だった……というアイドルはごく少数派だ。
そんな少数派のひとり、滝沢秀明はKinKi Kidsの堂本光一に憧れて履歴書を送ったそう。オーディションを経て見事入所を果たし、Jr.時代はKinKi Kidsのバックダンサーを務めるという栄誉にも浴した彼が、先日オンエアされたラジオで光一との初対面時の意外な感想を明かしている。
それはファッションの話題から「おしゃれに興味ないし、小物にもこだわらない」と発言した滝沢に、スタッフが「タレントとして、それでいいの?」と突っ込んだときのこと。
「いや、いいんじゃないですか? そういう人、多いですよ」
とかわし、
「僕は光一くんに憧れてこの事務所に入りましたけど、初めて生の光一くんを見たとき、洋服がジャージでしたからね」
「そこでちょっとショック受けましたけど。『あれ? 白馬に乗ってる光一くんってジャージ着てるの?』『白馬にジャージって農家の人みたいじゃん!』みたいないろんなこと考えながら」
と、当時の心境をカミングアウト。ステージ上ではキラキラの王子様オーラを放っている光一だが、ファッションにさほど興味がなく、舞台中はジャージで稽古場までやってくる……というのは有名な話。初対面時こそショックを受けた滝沢少年も「普段はああいうジャージを着てるけど、ステージに上がったらあんなにキラキラするんだから、普段は別にいいか」と次第に立ち直り、ついには「僕もファッションに関しては諦めました」と、光一を見習うことにしたというから、いいのか悪いのか……。
さらに事態はこれだけで収まらず、この発言を聞いていたリスナーがKinKiのラジオ『どんなもんヤ!』(文化放送)宛てに「光一さんのジャージスタイルはしっかり後輩に受け継がれてますよ」と伝える展開に。それを聞いた光一は、
「あの、ほんとにいまだに勘違いしてらっしゃる方がいると思いますけど、普段体を動かす仕事がない場合は、普通に服着てますんで、ジャージじゃないです」
「効率です。効率よく。現場行って着替えるのめんどくさいじゃないですか、だったら最初からジャージでええやないかという感じでございますんで」
と、さすがに年中ジャージ姿と思われたのが不本意だったのか光一自ら反論。ちなみに、初めて滝沢を見たときのことは、
「とにかくなんか飛び抜けてかわいい子がおるなという印象でしたね。(中略)ひと味違うオーラをね、放ってたイメージがありました」
と語っており、こちらもしっかり記憶に残っていたよう。光一にとっては不本意かもしれないが、ジャージスタイルと間逆の王子様スタイルが同時に成立し、さらに後輩に受け継がれていく……というのは、ジャニーズならではの伝承かもしれない。さて、次にこの”ジャージ&王子マインド”を受け継ぐのはいったい誰なのか、ファンならずとも興味が尽きない。
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ジャージ愛用、ラブホ使用と庶民の心がわかる王子
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