フェスにジャニーズ初登場! TOKIOが「前座の気持ち」でステージ披露
テレビ局初の冠音楽フェスティバル『テレビ朝日ドリームフェスティバル2011』が23~25日、東京・日本武道館で行われ、ジャニーズからはTOKIOがフェス初出演を果たした。同イベントにはGLAY、B’z、L’Arc~en~Ciel、東京事変などビッグアーティストが出演。普段はフェスに参加しないアーティストも「『ミュージックステーション』などの番組を通じて日本の音楽シーンを支えてきた」(関係者)テレ朝に敬意を表し、出演を快諾したという。
並みいるアーティストの中にあって、ジャニーズアイドルはTOKIOのみ。フェス出演も初であり、完全アウェーでのライブとなったが、「宙船」「Love&Peace」「LOVE YOU ONLY」「NaNaNa(太陽なんていらねえ)」など8曲を堂々と熱唱し、ファンはもちろん、一般の観客も大盛り上がり。ネットでは「TOKIOが意外にちゃんとバンドしてた。DASH村の人と同じとは思えない」「ファンの声援がすごかったけど、演奏が骨太でかっこよかった。一度ロックフェスで見てみたい」「リーダーのイメージ一新。惚れちゃいそうになったww」など好意的なコメントが多く上がった。
「ここ数年、CD売上やコンサートの動員数がいまひとつ振るわないTOKIOですが、お茶の間への浸透率は他グループに比べて抜群。『紅白』、DASH村での活動が実を結び、男性や中高年層にも好感を持たれています。また、山口達也の無免許運転がさほど大問題にならなかったことからも分かるように、スポンサーやテレビ局への受けもいい。年齢的にもキャラ的にもアイドルを続けるには無理があると言われていた中で、今回のフェス出演はいいきっかけだったのでは。今後は女性ファンをターゲットにしたコンサートだけでなく、ロックフェスも視野に入れた幅広いバンド活動のほうがTOKIOには向いてるかもしれません」(ジャニーズに詳しい記者)
曲の合間のあいさつでは長瀬智也が、「前座の気持ちでやっています。このフェスの先は長いので体力を残しておいてください。でも僕たちは体力を使い果たします!」と力強く語った。先日デビュー17周年を迎えた彼らの、初フェスにかける意気込みが感じられる。
が、その一方で「NaNaNa~」を歌う際には、
「某FNS歌謡祭で、この歌を玉置(浩二)さんと歌う予定だったんですがドタキャンされまして」
「ここでみなさんも一緒に歌っていただければ、僕らの心の傷も癒えるんじゃないかなと思っています」
と、過去の事件をネタにして笑いを取るシーンも。さらに曲の合間に同日ユニコーンとして出演していた奥田民生の「イージュー★ライダー」をワンフレーズ演奏するなど、余裕を感じさせる堂々としたステージを繰り広げた。
「この日TOKIOは、都内の居酒屋で関係者を交えた軽い打ち上げを行ったようですが、居合わせた客と『LOVE YOU ONLY』を歌うなど、かなりご機嫌だったとか。本人たちも手応えを感じたんじゃないでしょうか」(前同)
普段、身体を張ったバラエティーやDASH村での農作業などのイメージが強いだけに、そのギャップにときめき、見る目を新たにした人も多いのでは? 中堅アイドル・TOKIOの新しい路線に期待したい。
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