叶姉妹が選ぶ「ガールズやゲイたちが熱狂! 階級社会を描いたドラマ」
──面白さがうたわれるようになって久しい海外ドラマ。何から手を付けていいかわからない人も多かろう。というわけで、各界の”目利き”たちが語る、今観るべき激ヤバ海外ドラマをご紹介!!
【選者】
叶姉妹[ライフスタイルプロデューサー]
叶恭子(以下、恭) 私たちは、2003年に日本でブレイクする2年ほど前から、海外の友人たちの勧めで『24―TWENTY FOUR―』【1】を観ていました。正体不明のテロリストが暗躍するミステリアスな展開、同時多発的に状況が進展するテンポのよさは、海外ドラマの王道であり、その魅力といえるんじゃないかしら。加えて、過去の出来事がほったらかしで、つじつまが合わなくなることの多さといったら、ねぇ(笑)。おかげで次の展開が読めず、夢中になってしまいました。
叶美香(以下、美) 姉は一緒に観ていると「次はきっとこうなるわよ」と予想をはじめて、それが結構な確率で的中するんです。私は情報を入れずに最後まで楽しみたいので、本当に好きな作品は自分の部屋でこっそり観ようとするんですが、やっぱり姉が入ってきて話し始めるんですよ(苦笑)。
恭 私は、ついつい言ってしまうのですよ(笑)。『24』と同じ理由で夢中になった作品に『フラッシュフォワード』【2】がありますね。世界で2分17秒間の空白の時間帯が生まれ、その時、全人類が自分の6カ月後を体験するという設定はもちろんですが、こちらも”ほったらかし感”が素晴らしい! 「あの人、結局どうなっちゃったの!?」という登場人物が多く、今後の展開に大きくかかわってきそうだったのに、その後出てこなかったり。そのまま次の面白い場面になるから、こちらも「まぁ、いいんじゃないかしら」と思ってしまいますし。
美 「なぜ?」というクエスチョンが満載ですね。第2シーズンを楽しみにしていたんですが、予算の関係で、続編を作らないそうで……。
恭 王道といえば、ガールズにとっては『SEX and the CITY』(以下、『SATC』)がありますね。最近ではそのニュージェネレーション版というべき『gossip girl/ゴシップガール』【3】がお気に入りです。ただ、この作品は正直申し上げて男性が観ても面白くないと思います。
■プレミアサイゾーとは?
一般誌では読めないジャニーズの裏側がばっちりわかる!!
雑誌サイゾーのほぼ全記事が、月額525円で読み放題!(バックナンバー含む)
プレミアサイゾー初月無料キャンペーン実施中!!
(2011年9月30日まで)
詳しくはこちら
【プレミアサイゾーにはこんな記事も!】
・デヴィ夫人×辛酸なめ子対談「日本には、ホントのセレブはいないと思いますわ」
・「パリス・ヒルトンは女子の憧れ!」だけど……生きる集金装置”セレブの作られ方”
・コラムニスト・辛酸なめこ×旧皇族・竹田恒泰「天皇が鬼になるなんて失礼じゃないですか?」