嵐・国立公演の音漏れに「パブリックビューイングをすればいい」の声
台風12号により公演が振り替えになるという事態に見舞われた、嵐のライブツアー『Beautiful World』の国立霞ヶ丘競技場公演が4日に無事幕を降ろした。2日間にわたる公演では、大粒の雨が降りメンバーも客席もびしょ濡れになる場面もあったが、両日とも充実の約3時間半を過ごした。
国立での公演は4年目となる嵐。チケットが入手困難の状況は変わらず、入場できなかったファンが場外で音漏れを楽しむ姿も毎年変わらない光景だ。マナーの悪さや交通の邪魔になることから、近隣住民から苦情も出ていると言われているが、ジャニーズ事務所から音漏れを禁止するお達しはないまま。今年もその光景に変化はなかったようだ。
「堂々と会場そばの沿道に座りこむ人たちもいましたが、”この場所なら音漏れしてても警備員が来ない”という情報も出回るので、良くも悪くも、ファンも音漏れ対策に慣れてきちゃいましたね。ここなら注意されないから、と踊ったりペンライトを振ったりする人もいたけど、一般の人たちにとって迷惑なのは変わらない。『こんなに音漏れがいるんだからパブリックビューイングで放送してくれればいいのに』なんて声も聞こえました」(実際に音漏れに行ったファン)
音漏れに訪れる人数は数万人に達するとも言われており、公演終了後には場内にいた7万人と合わせて10万人近くの人で混雑する。交通渋滞もさることながら、事故や事件が起こる心配もある。一昨年の国立公演では、櫻井翔が「本当はこんなこと言っちゃダメなんだけど、外にいるみんなもありがとう!」と感謝の言葉を口にしていたが、何か事故が起こる前に、年々増加する音漏れへの対策を事務所は検討してもいいのかもしれない。
嵐のライブツアーは、この先も年明けの大阪から名古屋、福岡と続いていく。ファンも嵐も気持ちの良い時間が作れることを願いたい。
事務所さん、たのみますよ
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