TOKIO山口達也、謝罪会見なのにお抱え記者が弁護?
29日、TOKIO・山口達也が運転免許証が失効している状態で車を運転し、交通違反の取り締まりを受けていたことが明らかになった。同日中に東京・港区の日本テレビ内で緊急記者会見が行われ、山口本人が事件概要の説明と謝罪を行った。
山口は今年2月から、免許証の有効期限が切れた状態で運転を続けていた。28日、山口の運転する車が車線変更禁止レーンを超えて右折レーンに侵入してしまい、警察官に免許証の提示を求められた際に無免許運転が発覚。数年前から所属タレントの交通事故が相次ぎ、一時は「運転禁止令」を発動するとも報じられていたジャニーズ事務所だったが、内情は違っていたようだ。
この報道からほどなく、山口が日テレ本社内で会見を行うという情報がマスコミを駆け巡った。普段はNG媒体を厳しく選定するジャニーズだが、今回は不祥事とあって犬猿の仲であるはずのメディアも来場。普段はジャニーズタレントの会見には入れない某誌記者はこう話す。
「現場に入った瞬間から、ジャニーズお抱えのレポーターや記者たちは『(期限切れでの運転について)よくあることだからねえ』と弁護モード。確かに更新手続きを忘れて失効していたというのはよく聞く話ですが、仕事で車を使う立場の人間が『ついうっかり』というのも不思議です」
山口はバラエティー番組でハンドルを持つこともあり、なにより自動車のCMと運送会社のCMにもドライバーに扮して出演している。免許更新通知のハガキについて「届いていれば(更新を)しているはずです」と無免許運転であることをまったく気付かなかったと強調した山口だが、確かに疑問は否めない。
「一人暮らしであるならまだしも、妻も子どももいる家庭で郵送物に気付かないのも珍しい。今後、山口の夫婦不仲説や別居説を報道しようと考えるメディアが出てくるかもしれません」(前出記者)
また、会見では謝罪に徹していたものの、同日中に本人自ら会見することで事態を即日収束させたジャニーズ事務所の”手腕”についても注目された。
「ちょうど民主党の代表選挙の当日で、翌日は新内閣に関する話題などで持ち切りになることは明白。あまり大きく報道されないという意味では絶好のタイミングだし、翌々日(31日)には山口は『ZIP!』(日テレ)の生レギュラー出演も控えていた」(ワイドショーデスク)
会見中にもその”手腕”は炸裂。
「会見終了後、山口が頭を下げ続けたことで、さながら”フォトセッション”状態に。2分以上経っても山口が顔を顔を上げなかったので、レポーターやカメラマンから『もう十分気持ちは伝わりましたから』と助け舟を出すほど。しかし、この内容も事前にプログラムされていたようで、会見場にいたジャニーズの敏腕広報S氏がレポーターに『そろそろ終わりで』という風にジェスチャーを送っていた」(同デスク)
近年ではジャニーズの弱体化についてさまざまな報道もされているが、まだまだマスコミと同事務所は強くつながっていること、そして広報らスタッフの手腕を改めて確認させるような出来事だった。山口が出演していたCM2本は放送自粛など見送りとなり、今後の山口の信頼回復には当面時間がかかりそうだ。
「免許は更新するもんだ」ってアキオさん言ったげて
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