ダウンタウンの元マネジャーが涙…… 島田紳助さん引退会見の舞台裏
島田紳助の芸能界引退会見が行われた8月23日。東京・新宿区の会場には400名もの取材陣が殺到した。会見場となったのは、元々小学校であった東京吉本興業の東京本部。前方にステージがあったことから、元は体育館だったとみられる大ホールだった。300名ほどの記者・カメラマンが入場したものの、ついにはまったく身動きがとれないほどのすし詰め状態になり、受付開始から20分ほどで入場が打ち切られてしまった。
「通常、芸能会見では取材者が200名を超えれば大入りと言っていい。超大物の結婚や離婚などでは300名を超えることもあります。酒井法子が逮捕されて保釈が決定した際の会見は、芸能メディアだけでなく社会部、さらには海外メディアも殺到したことから500名を超え、かなり異例な芸能会見となりました」(芸能ジャーナリスト)
吉本スタッフは「すみません、これ以上は入れません。申し訳ないのですが別室にメディアルームを設けましたので、ここから先に受付をされた方はそちらに移動してください」と入場制限を設けた。一部では「何様だ!」と叫んで強引に会場に入ったカメラマンや、「弱小メディアだから差別するのか!」と敷地外に移動してスタッフに延々文句を言う記者の姿もあった。
メディアルームには、受付時間に遅れてしまった記者たちが100名ほど押し込まれた。部屋の前方中央に置かれたモニターはケーブルの接触が悪いのか、途中で画面がブツブツと途切れており、いら立ちを隠せない記者も。しかしお笑い会社の性なのか、ある吉本スタッフは「紳助さんが登場した瞬間に(画面が)砂嵐になったらズッコケやな」と小声で話し、また会見スタート後には、室内の一番後ろにダウンタウンの元マネジャー藤原寛氏の姿もあった。紳助が「(引退報告を)松本(人志)にだけはした」と話した際は、目頭を押さえて下を向いていた。
そして、会見場に入った現場記者が一番気にしていたのは、関係者でも警備員でもない”SP”とみられる男性の姿だったという。
「筋肉質でまったく無表情の男性が、会場前方の上手下手の2カ所で腕を組んでいました。耳からはインカムをぶら下げており、ただただ黙って取材陣を見つめていて。異様な雰囲気だったのでスタッフに『彼らはSPですか?』と聞くと『そうですね』と認めたので、驚きのあまり『何のためにいるんですか!?』と叫んでしまいました」(スポーツ紙記者)
吉本スタッフいわく「会見に混乱や支障が生じてしまった、万一の時のために」ということだったが、その記者は”紳助は暴力団との関係で引退する”だけにもしものことを考え、戦慄が走ったという。
かくして、2011年で最大、というより芸能史上でも最大級の島田紳助の引退会見は、予定よりやや短い50分ほどで終了。その後も深夜まで紳助が退場する様子を撮影しようと各出口にスタンバイしていたカメラマンも大勢いたが、早朝前には全撤収していたようだった。
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