キム・カーダシアンの結婚式、ファンは彼女のセックス・テープを見ながら祝福
今やパリス・ヒルトンよりも人気者だと言われるセレブスターのキム・カーダシアンが、20日、4歳年下のバスケットボール選手のクリス・ハンフリーズとバブリーな結婚式を挙げた。ヴェラ･ウォンの純白ウエディングドレスに身を包み、440人の友人・親族の前で永遠の愛を誓っていたそのころ、キムのセックス・テープを公開しているサイトは急激にアクセスが集中。キムのむっちりボディーに魅了された男性ファンならではのやり方で、嫁ぐ彼女を祝福したようだと話題になっている。
O・J・シンプソン事件裁判の弁護士団の一員であったロバート・カーダシアンを父に持つキムは、それなりに裕福な家庭に育ったお嬢さま。セレブパーティーの常連だったが、地味なイメージが強く、当初はパリス・ヒルトンの引き立て役的な存在であった。しかし、2007年2月に交際していたR&B歌手のレイ・ジェイと、ねっとりとしたセックスしているビデオテープがインターネット上に流出し、人気が急上昇。「あのデカいケツがたまらん」「ボン・キュ・ボンの見事なボディー」「やってる最中に出す甘えた声がいい」とアメリカ中の男性を虜にし、セレブスターの仲間入りをした。
キムは、「信じられない。なんて侮辱なの」と、彼女を有名にしたセックステープを公開した米大手ポルノ制作・配信会社のビビッド・エンターテインメントを起訴したが、500万ドル（約3億8,000万円）を提示されあっさり和解。現在、そのセックス・テープは「KimKsuperstar.com」で有料配信されている。
米「TMZ」によると、「KimKsuperstar.com」の月間平均アクセス数は30万PVほどだが、キムが結婚した週末、19日夜から21日夜までにかけてのアクセス数は200万PVに達したとのこと。Googleで「キム・カーダシアン セックス・テープ」と検索しているのは、アイルランドからが一番多いという統計が出ていることから、世界中のファンが、彼女が悶え、よがり声を上げるセックス・テープを見ながら結婚を祝ったようだと伝えている。
セックス・テープでお相手を務めていたレイだが、キムが式を挙げた20日の夜は、ラスベガスにあるパリス・ホテルのシャトー・ナイトクラブでライブを行っていたとのこと。観客から、キムが結婚することについて聞かれると、ニヤニヤしながら「オレ、やったんだぜ」と短くコメントしたという。
レイは、人気TVコメディードラマ『モエシャ』で国民的女優となったブランディの弟で、アメリカ・ヒップホップ界の大御所スヌープ・ドッグの従弟。甘いマスクの持ち主で、女性に不自由したことはなく、ラッパーのリル・キムなど大物とも浮名を流している。20日のライブでも美女とイチャついていたとのことで、元カノが結婚することにはまったく興味がなかったようだ。
ちなみに、このセックステープは、当初レイがリークしたものだと伝えられていたが、注目を集めるためにキム自身が流したという説もある。確かに、キムはこのテープで大スターとなった。『CSI:科学捜査班』などでおなじみの俳優ローレンス・フィッシュバーンの19歳になる娘が「私もキムを見習って、セックステープでスターダムをつかむ」とポルノ女優になってしまったほどで、セックステープが流出していなければ、「その他大勢」扱いで終わっていた可能性が高い。
このように実はかなりのやり手だとウワサされているキムだが、今回の結婚式でもかなり稼いでいるとのこと。式の様子を自身が出演しているリアリティー番組で放送する契約を結んでおり、その報酬額は1,500万ドル（約11億円）。また、挙式の写真は米「People」に独占掲載させており、こちらのギャラは250万ドル（約1億1,000万円）。同誌は婚約も独占特集しており、30万ドル（約2,300万円）を支払ったと伝えられている。
セックス・テープが配信しまくられ、ドル札が飛び交った今回のキムの結婚式。彼女にとって2度目となる今回の結婚生活がうまく行くことを祈りたい。
男性の、ケツへの執着がよくわからん
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