シェフのタレント化はもうたくさん!? マスコミが嫌うタレントシェフ
書籍化もされたブログ「作ってあげたい彼ごはん」で有名なフードコーディネーターSHIORIの結婚が、ひっそりと報告された。近年では川越達也や森崎友紀など、タレント化が著しい料理人の代表格だったSHIORIだが、最近はあまり露出もなかったためか結婚に関する報道はほとんどなかった。
かつての料理人と言えば、周富徳や道場六三郎などいわゆる”ガンコ親父”的キャラクターしかいなかった。ところが最近では「イケメン」「美女」など、視聴者のニーズに合わせてか付加価値的な要素も強まっている。しかし、中にはメディアに嫌われてしまう人たちも……。
芸能マスコミがSHIORIの名前を意識したのは、とある事件でのこと。当時、小森純が出版した『小森純のモトカレ・レシピ』(講談社)という書籍に、SHIORIの所属事務所の幹部が激怒したという。
「小森は同書について会見したとき、コンセプトについて『(SHIORIの)パクリですよ』と話しました。SHIORIは業界でも最大手事務所の系列会社に所属しているのですが、その事務所が小森を取材した記者に対して『記事にするな』と圧力を掛けてきたとか」(スポーツ紙記者)
記事についてを口を出すのは、報道の自由を侵害する行為である。さらに川越シェフに関してもメディアの評判は悪い。とある発表会に川越シェフが出席した際のヒトコマ。
「会見終了後、川越さんが近くにいたので声をかけたんです。すると突然見下すような表情になり、『媒体どこ? 名刺出して』と言い、名刺を差し出すも『ふーん』と突っ返されてはらわたが煮えくり返りそうでしたよ。確かに過去、彼のプライベートに関する記事を書いたことはありましたが……」(週刊誌記者)
しかし、こうした半分タレント料理家たちへの不満は最近になって始まったことでもないらしい。かつて”ラーメンの鬼”こと佐野実が出演した、TOKIO司会の『ガチンコ!』(TBS系)の名物企画「ガチンコラーメン道」では、佐野がトラブルを起こしてコーナー終了寸前という事態にまで発展していた。
「『ラーメン道』シリーズの2作目では、ラーメン店の店主を佐野さん以外にもうひとり入れる予定だったんです。でも、打ち合わせで佐野さんが『口紅をつけてラーメンを食べることは侮辱行為』『香水をしてはラーメンの美味しさの1割も伝わらない』など独自の理論を語っていたところに、出演が内定していたもうひとりの店主が『そんなに言うなら佐野さんのポマード臭も何とかしたらいいんじゃないの』と噛み付いてしまったんです」(元TBS関係者)
この発言に激怒した佐野は「アイツが降りなければオレが降りる!」と大騒ぎし、結局その後のシリーズも、佐野がひとりで出演することになったとか。
”職人魂”と言えば聞こえはいいものの、テレビに映っていない時の振る舞いに関してももう少し工夫を凝らしてほしいものだ。
本職がキチッとしてのアレっすよね
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