コラム
今井舞の「週刊ヒトコト斬り」

高嶋政伸の離婚に「言わんこっちゃない」とツッコミたくなる深層

2011/07/15 21:00
高嶋政伸公式サイトより

――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!

◎姉さん、事件です
 高嶋政伸・美元の離婚話には驚いた。だって高島政伸が結婚してたの忘れてたから。しかし、ワイドショーで改めて当時の婚約会見の映像なんか見ると、「交際7日でプロポーズ」とか「食べ物の好みが似てて、これは運命の人だと思った」とか、勢いだけで結婚を決めた人間の愚かさっつーか、星の数ほどの「言わんこっちゃない」が見て取れた。通常、有名人の離婚に対する「言わんこっちゃない」って、「ざまぁ見ろ」的なニュアンスのものが多いと思うが、なぜかこの件だけは、親類の抱く「言わんこっちゃない」に近い気が。これは、高島ファミリーに対する親近感……みたいなイイ話じゃなくて、「あそこに比べたら、まだウチは幸せかも」という同情から来てるような気がする。一般人に同情されちゃ、芸能一家もおしまいだよな。

◎目を細めて見ればなんとなく……
 大人気子役・芦田愛菜ちゃん。カワイイね。カワイイか? ま、まだ子どもだから。誰かに似てる気がするが、「大橋のぞみ=世界のナベアツ」のような、胸のすく正解は導き出せないでいた。しかし先日、「中川家・剛」という、自分なりの正解を発見できて一安心。私の中では一応これがオンリーワンなのだが。もっと膝を打つ物件があったら教えて欲しい。心から。

◎テレビ業界の節電方法
 どこもかしこも本気モードの節電の夏。暑いオフィスで働いてる方々には申し訳ないが、銀行だのデパートへ行くと、冷やし方が丁度良くてちょっとありがたい。これまでが寒過ぎだったのだ。羽織ものを持ち歩かなくていい夏って初めて。それはどうでもいいのだが、テレビ局もどうやら本気で節電の夏のようである。バラエティー出演者たちの汗が尋常じゃない。スタジオが暑いらしく、喋る芸人たちの首筋や顔周りが汗ダクダク、というシーンがしばしばあるのである。スタジオ収録ならまだしも、局の廊下でロケがスタートしたりする深夜番組では、最初から目も当てられないほどビッショリ状態になってたり(例:『「ぷっ」すま』(テレビ朝日系)ユースケサンタマリア)。時々映り込むスタッフも、何かもうパン一みたいなカッコだし。いっそお天気お姉さんは全員水着にすれば? 視聴者から「はしたない」とお叱りを受けても「暑いもんで」つったら、今年はもう誰も何も言えんだろう。葉山エレーヌなんか、「了解でーす」つってバンドゥ一丁で出てくれそうな気がするが。脱がせるなら今がチャンスだ! 誰に向けて言ってるのかよくわからんが。とにかく今がチャンスだ!!

今井舞(いまい・まい)
週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)など。

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