チャン・グンソクのルーツは日本伝統芸能のあの人にあった?
――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!
◎支持層は同じかも
チャン・グンソク人気。相変わらず、部外者にはさっぱりの韓流スター人気であるが、チャン・グンソクだけは「どうでもいい」より「なんだコイツ」が上回るな。「日本人を食い物にしてやるぜ!」感がありあり。ファンはその俺様モードも含めて「キャー!」なんだろうが、傍観者にはねぇ。下まぶたにアイライン入れ過ぎの和泉元彌にしか見えない。傍観者には。
◎センスを磨け
「ストレステスト」か。なぜこうも人のカンに障る新呼称をわざわざ打ち出すのか。「安全点検」とかでいいだろうに。聞いた瞬間誰もが「どうせ名前新しく付けただけの、しょーもない内容だろ」と鼻白む「ストレステスト」。「部長のストレステストもやって欲しいよな」なんつって、何かこう格好の「ネタ」になるさむいネーミングセンスである。しかも「津波とか来ても大丈夫かな?」っていうただの試算らしいし。作る前にやっといてくれや。
◎残像が苦しめる
IAEA。国際原子力機関。ニュースで「IAEAが~」「IAEAの~」と聞くたび、「IAEA」の後に「オレ入江」が聞こえて来てそれがツラい。いや、本当にそう「聞こえて」いるのではないのだが。……皆さんもないだろうか。「ありがとう」の後に必ず「い~薬です」と聞こえたり、「YES!」の後に必ず「高須クリニック!」がついてくることが。私はある。つーかいつもそうだ。カラテカ入江のしょーもないギャグ「アーイエ、オーイエ、オレ入江」。今後「IAEA」と聞くたびに、未来永劫そこに「オレ入江」が聞こえて来ると思うと、気が重い。ちょっと他の人には分かってもらいにくい悩みだったか。失礼しました。
今井舞(いまい・まい)
週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)など。
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