Hey!Say!JUMP、「ジャニーズ史上最大の特典数」で好調なCD売り上げ
メンバー・森本龍太郎の未成年喫煙発覚による「無期限活動停止」に揺れるHey!Say!JUMP。そんな彼らが、6月 29日にリリースした7枚目のシングル「OVER」でオリコンデイリーランキング2日連続1位を獲得したことが分かった。
同日に発売されたKARAの新曲「GO GO サマー!」やノースリーブスの「唇 触れず…」、L’Arc~en~Cielの「GOOD LUCK MY WAY」を大幅に上回り、初日だけで11.4万枚、2日目にも5.6万枚の売り上げを記録。前作「『ありがとう』~世界のどこにいても~」(昨年12月)が初日6.4万枚だったことを振り返れば、かなり大幅な売り上げアップといえそうだ。
「今回のシングルでは発売記念キャンペーンとして、CD1枚につきメンバーの着信メッセージが1つダウンロードできる特典がついています。着信メッセージは各メンバー3種類ずつあり、すべて揃えたい人は30枚CDを購入しなければならない仕組み。そのため『ジャニーズ史上最大の特典数』と以前から話題になっていました。そこに今回、森本の活動停止を受けて『応援買い』『記念買い』をする他グループのファンも出てきているとか。それらの要因が重なり、売り上げがアップしたのでは」
(ジャニーズに詳しい記者)
森本の処分はあくまでも「活動停止」だが、過去にはNEWS に所属していた内博貴や草野博紀が、未成年飲酒事件で同じ「無期限活動停止」処分を受け、そのままグループを脱退した例がある。
そのため、「10人のHey!Say!JUMPの姿を見られるのはこれが最後かも」と、ジャケットの異なる3種(初回限定2種+通常)を予定外に揃えたファンも多かったようだ。
そんな健気なファン心理にダメ押しするかのように、発売から2日後となる7月1日にジャニーズ事務所が実施したのが、「店頭キャンペーン」と銘打ったさらなる特典だった。
「7月1~3日の間に実施店舗でCDを購入すると、先着でB3サイズのスペシャルポスターがプレゼントされるキャンペーンです。ポスターはCDと同じ絵柄で、全部で3種類。ウィークリーチャートを意識してのキャンペーンなんでしょうけど、戦略も実施のタイミングもえげつないというか……。とにかく売れるだけ売っておこうという事務所の気合を感じちゃいますよね」(同)
とはいえ、ファンが気になるのは、CDの売上よりもグループの今後と森本の処分。「『SUMARY』も中止になるのでは」と不安視する声がふくらむなか、28日には公式HP上に”メンバーからのメッセージ”をアップした同グループ。マスコミはこれを「Hey!Say!JUMPが謝罪」と報じたが……。
「冒頭に『大変心配をおかけしました』という一文があるだけで、あとはCDの発売や『SUMMARY』の追加公演の宣伝ばかり。同じようなメッセージがメールでも届きましたが、これってまったく”謝罪”ではないですよね。別に謝って欲しかったわけではないけれど、どこか人ごとのような……あまりにも心のこもっていないメッセージに力が抜けちゃいました」(Hey!Say!JUMPのファン)
追加キャンペーンのおかげか現在も売れ行きは上々で、ウィークリーチャート1位は確実といわれている今回のシングル。しかし果たしてこの結果をメンバーは素直に喜べるのだろうか。
予見していたかのようなタイトルですね
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