コンプレックスも? 喫煙騒動の森本龍太郎と、スター街道を走る弟の明暗
「週刊女性」(主婦と生活社)による喫煙写真の流出、そして本人も喫煙の事実を認めたことから「無期限活動停止処分」を受けることが決まったHey!Say!JUMPの森本龍太郎(16歳)。29日にはHey!Say!JUMPの7枚目のシングル「OVER」が予定通りリリースされたが、当然のことながら今後のPR活動のすべてに森本の出演予定はなく、夏の舞台『SUMMARY』にもHey!Say!JUMPは9人で出演する予定。未成年ファンの多い同グループだけに、今後も余波が広がりそうだ。
2004年、9歳の時にジャニーズ事務所入りした森本。2年後に入所した弟の森本慎太郎とともに「森本兄弟」でピックアップされ人気を集めた。07年にはHey!Say!JUMPとしてデビューを果たすなどトントン拍子に出世した感はあるが、実は人知れず”ある悩み”を抱えていたという。
「デビュー当時こそ、『メンバー最年少』『小学生でデビュー』ということで注目を集めた龍太郎ですが、その後はいまひとつ伸び悩み、ソロでの仕事もほとんどないままグループに埋もれてしまった。一方で弟の慎太郎は、Jr.ながらも連続ドラマに次々と出演し、09年には映画『スノープリンス 禁じられた恋のメロディ』で主役に大抜擢。スノープリンス合唱団のリーダーとしてCDデビューまで果たしてしまったんです。龍太郎は『応援はしていたけど、いろいろ複雑だった』とのちに語っていますが、兄弟ということで何かと比較されてしまう分、余計に辛さはあったかもしれませんね」(ジャニーズに詳しい記者)
ジャニー喜多川社長のお気に入りの弟が猛プッシュされていたこの時期、森本はといえば、女性とのツーショット写真がネット上にバラまかれたり、ストーカーめいた男性ファンにナイフで脅され、携帯電話を盗まれて警察沙汰になってしまったりと、まさに踏んだり蹴ったり。
「遊んでる、なんてウワサもありましたが、どちらかといえば龍太郎は優し過ぎて相手につけ込まれ てしまうタイプ。ストーカー男性とも、話し合いをしようと自ら向き合ったあたりに、その性格が現れていると思いますよ。女性とのツーショットも、相手がムリヤリ撮影したものが流されてしまったらしい。事務所から注意された本人は納得のいかない思いもあったのでは」(同)
そんなストレスの積み重ねが原因だろうか、プライベートでの彼の様子にも徐々に変化が見られたという。
「小学生のうちにデビューしちゃったことで、中学校では『調子に乗ってる』とかって軽いイジメみたいなものを受けてましたね。でも中盤あたりから服装や行動がなんとなく乱れてきたというか……先生にも反発したりして、だんだん近寄り難い問題児って感じになってました」(中学の同級生)
こんな話を聞いていくと、仕事の面でもプライベートでも、ストレスの多い環境にあったことが感じ取れる。その後中学を卒業し、今年4月には晴れて堀越学園へ入学したのたが、
「まだ1年生にも関わらず、1カ月もしないうちに制服を着崩していて、それが『微妙に似合ってなくてダサイ』なんてファンの間では話題になってました(笑)。だから喫煙も、本人なりに”イキがって”いた結果だったのかも。でも、今回みたいなことになっちゃったら、もうあの制服姿は見られないかもしれないですよね。もしかしたら、活動休止だから学校には通わせてもらえるかもしれないけど。そんな状態で本人が耐えられるのか心配です」(森本の熱心なファン)
キラキラと輝く芸能界の裏側で、10代半ばの少年にしてはあまりにも多くの重荷を背負わされることになってしまった森本。もちろん、喫煙自体は本人の弱さゆえの”悪”だが、周囲の大人が少しでも手を差し伸べてあげることはできなかったのだろうか。残念でならない。
ケムリプリンスとスノープリンス
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