「俺、間に合わないのかな」嵐コンサート初日で明かした相葉雅紀の胸中
24日、大阪・京セラドームで初日を迎えた嵐のコンサートツアー『Beautiful World』。震災の影響で、東京ドームで6月に予定していたコンサートがイベントに差し替えられるなど、イレギュラースタートではあったものの、開演前からドームは熱気むんむん。約3時間に及ぶ公演は、最新アルバムの曲を中心に2回のアンコールを含めた約40曲を披露し、大盛況のうちに幕を閉じた。
また、今回は少し前にメンバーの相葉雅紀が肺気胸で入院していたこともあり、ファンの持つうちわにも「大丈夫?」「おかえりなさい」などのメッセージがちらほら。当の相葉はMCでこのことに触れ、「もう大丈夫なんです! 絶好調です!」と全快アピール。さらに、前半の曲中で着替えに失敗し、「時間がない!」とインナーのタンクトップを着ないで上着だけ着用しようとしたところ、上着も着るのに失敗してしまい、結果左乳首がずっと丸出しになっていた……というハプニングも紹介。さすがに手で乳首を隠したかったけれど、「俺が左胸をこうしてたら(左胸を押さえるポーズ)、『相葉くん、やっぱりまだ……?』って思われるから、泣く泣く手を降ろしたんです」とのこと。結局、その後のダンスは乳首が気になってうまく踊れなかったようだが、天然炸裂の相葉が健在でファンも安心したようだ。
また、続くMCでは”今だから言える”入院中の出来事にも言及。
「(コンサートに)間に合ったから言うけど、実は入院1日目、2日目にコンサートの夢見たんですよ。7月24日にライブがあって、入院したのが6月の末。これ1カ月で動くようになるのかなぁって不安があったんだろうね。……夢では4人で(コンサート)やってるんですよ」
以前も肺気胸で入院した際に「迷惑をかけて申し訳ない」「仕事に戻れるのか」と自分を責め、不安にさいなまされていたという相葉。今回の入院は完治したはずの気胸が再発した……というのもショックに輪をかけていたのかもしれない。
「でね、その4人を(バックステージを指さし)客席で見てるわけですよ、夢の中で。リアルでしょ? 俺間に合わないのかなって思って……最後にさ『俺らの名前はなーんだ?』『嵐ー!』ってやるときに、俺だけビジョンに卒業写真の欠席した人みたく小窓で……(笑)」
リアルというか生々しいというか、笑っていいのかわからない告白だったが、ここで、
二宮「お前の夢のクオリティ!」
櫻井「でも前半みたいなこと(乳首丸出し)があると、最後までには小窓(の写真)になりますからね」
というつっこみが入り、やっと会場も笑える雰囲気が広まったよう。そのほか、花道からステージに向かう途中で松本が「新喜劇のように」華麗に転んだり、二宮が歌詞をド忘れしてしゃがみこむなど、初日ならではのハプニングも続出。とはいえ、ファンにとってはそれすらも楽しかったはず。来年1月まで続くツアーは、まだまだ始まったばかりだ。
『ARASHI 10-11TOUR”Scene”~君と僕の見ている風景~ DOME+ 【初回限定盤】 』
小窓写真、用意しとこうか?
【この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます】
・「入院中いちばんメールをくれたのは大野くん」嵐・相葉雅紀が退院
・中華料理屋なのにチョコ? 嵐・相葉雅紀の実家のオリジナルグッズが大好評
・嵐の学校図書『ニッポンの嵐』一般発売に絡む、事務所の戦略