話題性と効果はン十億円クラス! AKB48江口愛実のCG説騒動
AKB48総選挙に一喜一憂させられたメンバーやファンだったが、20日から放送される「江崎グリコ」の「アイスの実」のCMにサプライズで新人が参加する。名前は江口愛実。埼玉出身。1995年2月11日生まれの16歳。AKBプロデューサーの秋元康さんが「彼女こそ究極」と言う正当派美人は、12.5期として採用された研究生だ。「負けず嫌い」の性格で「歌う事とマンガを読むこと」が趣味。学校では陸上部に所属していてるそうだ。「アイスが好きで、両親との3人家族」というプロフィール。
しかし、彼女は実在しない人間でCGによって作られているのでは、という推測がネットを中心に飛び交っている。「江口」が初めて表紙を飾った「週刊プレイボーイ」(集英社)が取次店に届いた11日(発売は13日)には業界内でCG疑惑がささやかれた。私も見た瞬間に「板野友美さんの妹?」と思った。顔の中心の鼻が板野さんに似ていたからだ。14日にはグリコのサイトから新CMが配信され「口の動きが不自然」「表情が硬い」などCGだと決め付けるメディアも現れてしまった。
メンバーのひとりが「私も撮影したんですが、果たして私の顔のパーツいつ使われるのでしょうか(笑)」とブログに書いてしまい、騒動に拍車を掛けている。マスコミは、こぞって「江口」のCG説を取り上げ、連日のように煽りたてる。誕生日が江崎グリコの創立記念日と同じで、「『江』崎グリコ、一『口』サイズの『愛』スの『実』」という出来すぎた名前、そして目は前田敦子、鼻は板野友美、口は篠田麻里子とそっくりで、身長・スリーサイズは大島優子と同じサイズ。検証はここまで進んでいる。
グリコにしたら、CMが流れる前に真実をバラされてしまった手違いはあっただろうが「してやったり」だろう。広告費に換算したら、その話題性と効果はン十億円を越えている。ファンの間でも「なにこれ 。NMBオーディションで『逸材』』って言われてた子を AKBに加入させたって事?」「0.5が付くだけで怪しさ全開」「今までないぐらいの推され方するんだろうな 」「年齢も丁度いいんじゃない 。ガキ過ぎずアダルト過ぎず。これは売れると思うね」という声が挙がり、実在するか否かは置いといてもニュース性は高かった。
AKB劇場を運営するAKSの担当者が「実在します」と言った言わないも話題になってしまい、江崎グリコの広報は「6月20日に詳細を発表するので、それまでお待ちください。歯切れが悪くてすみません」を繰り返すばかり。
同じ20日に解禁になるAKB48の出演する「家庭教師・トライ」の新CMには、江口は参加していない。それを考えるとやはりCGか。誰もがそうだと分かっていても、発表の日は大々的なニュースになるのだろう。いまやAKBは”クシャミ”だけでも一般紙、スポーツ紙、週刊誌、ワイドショーを賑やかにする。