「板野友美はNOT整形、相葉雅紀の顔が人気」高須クリニックブログが話題に

2011/06/03 08:00

　「Yes、高須クリニック」のCMでおなじみ、美容外科「高須クリニック」の名古屋院院長・高須幹弥氏のブログが波紋を呼んでいる。高須氏は専門分野である美容整形に関する豊富な知識を、芸能人に絡めて楽しく披露……しているわけだが、その内容があまりにディープで話題になっているのだ。

　例えば5月27日のエントリーでは、「最近色んな人から、『板野友美ちゃんは美容整形でなりたい顔ランキング1位なのに、何故、現在総選挙で8位なんですか？』と質問されます」と “アイドルと整形”という禁断のテーマにサラリと言及。板野の顔について語るのかと思いきや、板野のファン離れについて「最近は体調不良などのために握手会を休んだりして大事なAKBのファンとの接触が少なくなっている」「アメブロの更新が少ないのも原因かもしれません」などと持論を展開。「でも僕は、総選挙とか関係なく、日本国民全体における板野さんの本当の人気は前田敦子さんに次いで2位だと思っています」とフォローまでしている。

　過去には板野の整形について「私はそれはないと思っている」とつづっていた幹弥氏だが、今回は「板野さんの顔のパーツは全てが商品であるといえます」と”整形で作りやすい顔”として太鼓判を押しているのだ。同じく5月30日にはAKB48・柏木由紀の”豊胸手術疑惑”について「99．9％やってないです」と専門家目線で否定。「天然の美乳」と言っている。

　さらに幹弥氏の”アイドル診察”はとどまるところを知らない。時には、訪れる男性患者について「ジャニーズのアイドルの顔やビジュアル系のバンドマンの顔になりたくて、雑誌の切り抜きを持って来られる方が多い」とジャニーズを絡めたアプローチも炸裂。男性の細かいニーズにも対応するとした上で、「最近は嵐の相葉雅紀くんの顔になりたいという患者様が多いです。僕は櫻井翔くんのほうが好きなのですが」と、なぜか自らのタイプまで告白している。

　父・高須克弥氏にしても、自らが実験台となり若返り手術を施術したり、少々トリッキーな言動で世間を驚かせている人物で知られている。同じくトリッキーな文章で読者を惑わす息子の幹弥氏の真意は何なのだろうか？

　名古屋のクリニックに取材を申し込んでみたものの、「そういった内容の取材はお答えしかねます。ノーコメントで」と素っ気ない回答。過去には取材も受けているはずの高須氏だが、今回の”AKB整形解説”に関しては反響が大きすぎるため自粛してしまったのだろうか。

　「流行にいち早く乗っかる」ことは、生き馬の目を抜く芸能界での常識。過去には細木数子や直居由美里が「勝手に芸能人を占う」という手法で一大ブレークを果たしたが、幹弥氏も同じく「専門分野の観点から勝手に芸能人を診察する」という、芸能人にとってみたら営業妨害ともとらえられそうな険しい道を開拓するつもりなのだろうか。一般人の下世話な好奇心を満たしてくれるブログではあるため、この道がどこまで続くのか見守ってみたい。