「いまの方が好感が持てるけど」、KAT-TUNの新曲初動が過去最低に
5月30日付のオリコンウィークリーランキングで、ニューシングル「WHITE」が約15万枚を売り上げ、初登場1位を飾ったKAT-TUN。これによってデビュー以後のランキング1位獲得は連続15作を記録したことになり、歴代では30作連続のKinKi Kidsに次いで2位の座をキープ。人気グループの証とも言える記録なのだが、実はこの初動売上枚数はKAT-TUN歴代の中でも最下位に当たる数字なのだ。
今回に限らず、赤西脱退後のKAT-TUNは昨年11月の「CHANGE UR WORLD」が23万枚、今年2月の「ULTIMATE WHEELS」が18万枚と、シングル初動が右肩下がりに落ちる一方。さらにその赤西が先日発売したデビューソロシングルが初週で21.7万枚売り上げたことも”KAT-TUN凋落”イメージに追い打ちをかけているという。
「赤西のシングルは、特典や内容が微妙に違う16種売りという強引な商法と、デビューへのご祝儀的な意味合いが生み出した数字なので、2作目以降はどうなるか分かりません。とはいえ、ここ最近は全米デビュー、ハリウッド映画進出と華々しい話題ばかり届く上、本人もツイッターを始めるなど、事務所の目の届かないところで伸び伸びしているのが感じられます。対するKAT-TUNといえば、個々のドラマ出演もめっきり減り、冠バラエティーも消えたままで、レギュラーの仕事はアイドル雑誌とラジオのみというメンバーも。亀梨ですら野球中継の副音声で解説している始末ですから、一時期に比べるとかなり仕事量も減ったはずですよ」(ジャニーズに詳しい記者)
また、ジャニーズの他グループに目を転じてみると、Kis-My-Ft2や嵐、V6などのコンサートツアーが次々と発表されるなか、KAT-TUNは沈黙したまま。
「本来なら5月以降はコンビナートでの野外ライブと5大ドームコンサートを予定していたKAT-TUNですが、いつの間にか公式HPから案内が消えてしまいました。延期か中止か明らかにされていませんが、いまの時期のコンビナート公演はあまりいいイメージを与えないでしょうし、ドームコンサートも東京や大阪ならともかく、地方では集客が厳しいのではないでしょうか」(ジャニーズに詳しい記者)
どうにも先行き不透明なKAT-TUNだが、5人体制になってから肩の力が抜け、グループ全体の雰囲気も変わったとファンの評判は悪くないよう。ポジティブ感あふれる新曲の影響もあるのか、グループのきずなや仲間の友情がより感じられるようになり、さわやかさすら漂うように。
「実際、楽屋の雰囲気や現場での態度も良くなったと、スタッフ間の評判も上々のようです。ここ数年でいろいろ経験や苦労を重ねたと思いますが、新イメージがいい方向に転べば新たなファンも獲得できると思うのですが……」(芸能雑誌記者)
そんな新生KAT-TUNに対する世間の評判は「嵐の二番煎じみたい」「漂白剤につけたみたいで魅力が薄くなった」「いまの方が好感が持てるけど、KAT-TUNっぽくない」などの意見が代表するように、「反発は感じないけれど、反比例して興味もなくなった」といったところ。そんな背景もあってか、ウワサでは事務所内序列が関ジャニ∞に抜かれてしまったとの声もあるKAT-TUN。ここから踏ん張りを利かせられるのかどうか、今後のKAT-TUNに注目したい。
ドームの副音声の時、ゆっちの悲哀を感じました。
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